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ターニングポイントはどこ? “V字回復”森保ジャパンの変化した起用基準 久保、堂安ら「ずっと出られない可能性も」
「天才ドリブラー」として1970年代から80年代にかけて活躍し、解説者として長年にわたって日本代表を追い続ける金田喜稔氏が最終予選のターニングポイントを分析。MF堂安律(PSV)、MF久保建英(マジョルカ)らの出場機会が減る可能性も指摘している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)
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日本はアジア最終予選初戦でオマーンに0-1と敗れて黒星発進。第2節で中国に1-0と勝利するも、第3節でサウジラビアに0-1と再び敗れ、序盤3試合で2敗を喫して一時グループ4位と苦戦を強いられた。
金田氏は最終予選の歩みを振り返り、「序盤は厳しい戦いを強いられたなか、森保監督は解任も覚悟しながら腹をくくったのだろう。本当によく乗り越えたと思うし、彼を支えた日本サッカー協会の働きも称賛したい」と称えた。
日本はホームでの第4節オーストラリア戦で2-1と勝利し、そこから勝利を積み重ねると、敵地オーストラリア戦でも白星を手にしてW杯出場の切符を手にした。6連勝と驚異的なV字回復を見せた森保ジャパンのターニングポイントはどこだったのか。金田氏は「一番は4-3-3へのシステム変更だ」と指摘する。
第4節のオーストラリア戦、森保監督は継続してきた4-2-3-1システムから4-3-3システムへと変更。中盤にMF守田英正(サンタ・クララ)、MF田中碧(デュッセルドルフ)を抜擢し、負けられない一戦で大胆な一手を打つと、その田中が代表初ゴールを決めて勝利を手繰り寄せた。
「それは単なるシステム変更以上の意味があり、選考基準を思い切って割り切った結果だと考えている。それまでの日本は、ハードワークをベースにしながら、球際で戦えるという強さを求めていた。しかし、あの時(第4節)からボール奪取力も重視した。ハードワーク、球際で戦える強さ、そしてボール奪取力。この3つが揃っているかどうかが選考基準になったと思う」
フットボールゾーン 3/26(土) 10:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb36d99cae6ceb4d3b00e6d7f8c2f7f87f83eeb9