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【国際】 露戦車部隊の司令官が自決か…機器など盗まれ戦車多数使えず 戦車に轢かれ入院中の大佐も死亡
ロシア軍機甲連隊の司令官が自殺したとの情報が出ている。
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ウクライナ国防情報局は26日(現地時間)、ロシア軍第4機甲師団所属の第13機甲連隊司令官が予備戦車10台のうち9台が起動不能状態になった後、自ら命を絶ったと明らかにした。
情報当局によると、ロシア軍は戦争予備物品倉庫に備蓄していた戦車などの武器まで取り出して戦力を補強しようとしているという。
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ウクライナ国境から約35㎞離れたブリャスク州ククリモボ飛行場では、故障した戦車などを修理するための施設が配置されたが、部品不足で修理ができない問題に直面した。貴金属などが入る光学装置や電子機器などの戦車主要部品が盗まれたためだという。
特に第13機甲連隊に関しては、修理のために解体された戦車10台のうち9台は軌道が不可能な状態となり、一部の戦車はエンジンも盗まれた状態だったという。
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そのため、同連隊の司令官は、この状況を悲観し、自ら命を絶ったというのがウクライナ側の説明だ。
現在、予備倉庫からこのような戦車を取り出して戦場に送ろうとしたロシア軍の計画は事実上完全に挫折したと情報当局は指摘した。
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この他にも、ロシア軍の指揮官が味方の戦車に襲われ死亡している。首都キエフの西マカリウで起きた戦闘で、第37独立近衛車両小銃旅団の兵士1500人のうち、およそ半数が戦死するか負傷をした。
多くの仲間が死んだことに怒ったある兵士が、旅団長のユーリ・メドベージェフ大佐を戦車で轢き、両足を骨折させた。彼はベラルーシ病院に移送されたが、死亡したことが判明している。