あわせて読みたい
【悲報】DV癖のある元夫が車内でガソリンをまき着火 女性と子供らが死亡する大惨事に
【悲報】DV癖のある元夫が車内でガソリンをまき着火 女性と子供らが死亡する大惨事に
隣人に救いを求めたものの、手遅れに…。元夫が起こした衝撃的な事件とその悲惨すぎる結末について、『news.com.au』などオーストラリアのメディアが報じた。
■車に乗った女性に悲劇
オーストラリアで暮らしていたハンナ・クラークさん(31)が、2020年2月に3人の幼い子供(6、4、3)を車に乗せエンジンをかけた。
しかし待ち伏せしていた元夫(42)が出没し、助手席に乗り込むなりハンナさんにガソリンを浴びせ、「俺は子供たちに会いたかったんだ」などとわめき始めた。
関連記事:動機は元雇い主への嫌がらせ? スーパーのピザ生地にかみそり混入した男に実刑
■隣人に救いを求め…
ガソリンを浴び動揺したハンナさんは車を近所の私道に停め、隣人に向かって「すぐに通報して、彼に殺されてしまう」「ガソリンを浴びせられた」と叫び、逃げ出そうとした。
隣人たちもすぐに気づいたが、元夫は両腕をハンナさんの体に巻きつけ離さなかったとのこと。その直後に火を放ったとみられ、車はいきなり爆発し大炎上した。
■ほぼ全身を焼かれ死亡
体の表面のうち97%が焼けただれ、ハンナさんは悲惨な状態に。足の裏だけはましだったというが、誰が見ても助からないのは明らかな姿だった。
それでも警察が駆けつけたとき、ハンナさんは必死に事件発生までの経緯を伝えたそうだ。元夫にDV癖があったことも話し、手首を折られそうになった過去についても、その場で明かした。
この事件でハンナさんと子供たちは亡くなり、元夫についても同じ日に死亡したと報じられた。
■「治療はほぼできず」と医師
ケアにあたった医師は事件当日を振り返り、「とても勇気のある人でした」とハンナさんを称賛。治療についてはほぼできなかったというが、「(患者さんが瀕死の)状況では、励ますことが重要なケアなのです」とも付け加えた。
ハンナさんたちの死因審問が続くなか、あまりにも悲惨な事件が報じられ、驚きの声があがっている。DV被害を受けている人は手遅れになる前に相談窓口に連絡し、できる限りのことをして身を守っていただきたい。
・合わせて読みたい→30代夫婦の殺害事件が発生 衝突くり返した隣人らの犯行か