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【驚愕】放し飼いのピットブル3頭に女性が襲われ 両腕と結腸を失い食道もひどく損傷
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アメリカ・サウスカロライナ州で、自宅近くの歩道を散歩していた女性がピットブル3頭に襲われ、重傷を負った。現場は血の海と化し、非常にむごたらしい状況であったことを、地元メディアに続き『NEW YORK POST』『abc News』などが大きく報じている。
■自宅近くの歩道で
サウスカロライナ州のホニーパスという町で起きた犬の咬傷事故により、集中治療室(ICU)で治療が続けられているのはカイリーン・ウォルトマンさんという38歳の女性。
姉のシェンナ・グリーンさんが地元メディアに語ったところによれば、ウォルトマンさんは今月21日午前、自宅近くの歩道でピットブル3頭にいきなり襲われたという。
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■通行人が拳銃で威嚇射撃
目撃者の話では犬の飼い主は見当たらず、通りすがりの1人の男性が制止しようと努めるも犬たちは全くそれに従わず、ウォルトマンさんへの攻撃を続けた。
その男性は拳銃を所持している人を探して借りると、空に向けて発砲させ、ついに犬たちの動きを止めた。なんとか体を引き離されたウォルトマンさんは、大量出血のなかヘリ空輸で病院へ搬送された。
■両腕と結腸の一部を失う
ウォルトマンさんの容体はきわめて深刻だ。両腕と結腸の一部を失っており、ダメージが大きかった食道の切除も今後に検討されている。
グリーンさんはメディアの取材に、「彼女はとても善良な女性。3人の幼い子供たちの母親でもあり、長い道のりであっても必ず回復してほしい」と語っている。
なお、ピットブル3頭はアベビル郡動物管理局の職員が捕獲。警察は、飼い主のジャスティン・マイナーという男の身柄を拘束した。
■敷地には「猛犬注意」と
ピットブルの危険さを認識していたのか、マイナー容疑者宅の敷地には「猛犬注意」の札が。なぜ多頭飼いのうえ放置していたのか、普段の飼育状況や周囲への安全面の配慮について、警察はマイナー容疑者を厳しく追及した。
その後、重過失傷害罪などで起訴され、身柄が郡拘置所へと送られたマイナー容疑者だが、24日には183万円の保証金を支払ったため保釈となっているという。
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