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阪神 ドラフト3位桐敷拓馬がプロ初登板初先発でチーム救う「もり立てるムードが必要」矢野監督
阪神が2年ぶりの開幕2連敗を喫した。ヤクルトに初戦は7点差を逆転され、2戦目は2安打で0封され、重苦しい。第3戦はドラフト3位桐敷拓馬投手(22)がプロ初登板初先発する。昨秋ドラフト指名後のリーグ戦で完全試合を達成した左腕。青柳の離脱、ガンケルの調整遅れがあった先発陣で台頭した。チームが苦しい今、セ・リーグ新人勝利一番乗りで救ってくれ~。
矢野監督とナインは2万8315人のファンに頭を下げ、声援に感謝した。わずか2安打で完封負け。2戦続けて救援陣が崩れて、完敗した。2年前に東京ドームで巨人に3連敗して以来の開幕2連敗。ホームゲームに限ると甲子園でヤクルトに連敗した87年以来、35年ぶりで、平成では1度もなかった。おまけに過去に連敗発進からの優勝はなく、負のデータが並ぶ。
真っ暗なムードを吹き飛ばすべく、ドラフト3位ルーキー桐敷がヤクルトとの第3戦に先発する。矢野監督は「桐敷だけじゃなくて、初登板なんて、誰でも緊張して当然やから。打線の援護と内野陣全員が声を掛けて、何とか桐敷をもり立てるムードが必要かな」と、全員でプロ初登板の左腕を後押しすると約束した。
デビューを翌日に控えた桐敷はキャッチボールやダッシュなどで調整。開幕前にはヤクルト山田、村上らとの対戦イメージをこう語った。「外、外だけだと相手側も対応してきますし、インコースを投げることで、ほかの球も有効的になる。そこは変えない」。今まで通り内角を突く強気の投球で向かうつもりだ。
キャンプは中継ぎと両にらみでスタート。投げっぷりの良さで結果を重ね、開幕ローテに入った。直球は140キロ台中盤でもグイグイ攻め込み、スライダーの切れ味も鋭い。打者から球の出どころが見にくい独特のフォームで、ツーシーム、フォーク、チェンジアップと変化球も多彩だ。青柳が新型コロナに感染し、ガンケルは腰の違和感で調整が遅れた。桐敷がいなければ先発陣のやりくりは難しかった。新潟医療福祉大では昨秋のドラフト指名直後、関甲新学生リーグ初の完全試合を達成と“持ってる男”でもある。開幕連敗という窮地を救うかもしれない。
満員の虎党の前での登板にも「人がいっぱいいるというのは、そんなに苦じゃない。見に来てもらえるのはありがたい」と話しており、声援を力に変えるタイプだ。「やっぱり矢野監督の最後なので、監督に優勝をさせたい気持ちがあります」と誓っていた。ルーキー桐敷が、その左腕で流れを変える。【石橋隆雄】
3月27日14:00より京セラドーム大阪にて東京ヤクルトスワローズ戦!予告先発はタイガースが桐敷拓馬投手!スワローズは高梨裕稔投手です。オープン戦で好投を続けた新人左腕・桐敷投手がプロ初登板初先発!チームを盛り立てる投球で勝利へと導いてもらいましょう!
#阪神タイガース #イチにカケル! pic.twitter.com/H7merzdH4d
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早くも崖っぷちの状況。救世主となるか。
【阪神】3位桐敷拓馬がプロ初登板初先発でチーム救う「もり立てるムードが必要」矢野監督 https://www.nikkansports.com/baseball/news/202203260001193.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp …