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韓国海軍 新フリゲート「チュンチョン」進水
韓国海軍は2022年3月22日(火)、新型フリゲート「チュンチョン(春川)」が現代重工業の蔚山造船所で進水したと発表しました。
「チュンチョン」はテグ級フリゲートの8番艦で、船体サイズは、全長122m、幅14.2m、高さ35.4m、満載排水量は約3640トン。乗員は約130名で、5インチ(127mm)単装砲や近接防御火器(CIWS)20mmファランクス、対艦ミサイル発射機などを搭載するほか、各種ミサイルを発射可能な垂直発射装置「KVLS」などを装備し、艦載ヘリコプター1機の運用能力も有しています。
主機には、ディーゼルエンジンと発電機からなる「ディーゼル・エレクトリック」に、ガスタービンエンジンを組み合わせた、「CODLOG」と呼ばれるハイブリッド推進方式を採用しており、巡航速度は15ノット(約27.8km/h)、最大速力は30ノット(約55.6km)、航続距離は最大4500海里(約8330km)だそうです。
竣工は2023年を予定しており、韓国海軍の説明によると、就役後は日本海に面した朝鮮半島東側の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の警備に充てるとしています。
なお、艦名の「チュンチョン」とは、韓国北東部にある江原道春川市に由来します。ここは日本でも話題になった韓国ドラマ『冬のソナタ』のロケ地となった場所で、ほかにも韓国料理として日本でもよく知られるタッカルビ発祥の地だといいます。
乗りものニュース編集部 3/25(金) 13:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1bd12e5881fa8762a9cd132a4bb9856f8c74e16