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巨人の主砲・岡本和がオープン戦2冠より評価される〝軽快トーク〟の成長
東スポWeb
楽天・田中将から7号ソロを放ちオープン戦2冠王になった巨人・岡本和(東スポWeb)
巨人の主砲・岡本和真内野手(25)が絶好調だ。オープン戦15試合に出場し、打率3割4厘、7本塁打、12打点。本塁打と打点は12球団トップの「2冠王」で、最高の状態で開幕へと臨むことになったが、評価が上がっているのは技術面だけではない。高評価を受けている意外な側面とは――。
絶好のスタートが切れそうだ。21日に行われたオープン戦・最終戦の楽天戦(東京ドーム)で、球界のレジェンド・田中将から2試合連発となる7号ソロを放てば、打点も12打点目を記録し、ともにキングとなった。
2年連続セ2冠王、そしてオープン戦でも「2冠王」となった岡本和は「これでオープン戦が終わり、あとは開幕するだけなんで、しっかり調整して開幕を迎えたいと思います」と充実した表情を浮かべた。勢いそのままに、これ以上ない状態で25日からの本番を迎えることとなりそうだ。
この春、巨人不動の4番としてさらに評価を上げた岡本和だが、球団内からは若き主砲の野球以外の成長ぶりを評価する声が出ている。球団関係者はこう明かす。「最近、和真は自分の『しゃべり』をしっかり意識するようになってきたんですよ。どんなことを言ったらファンが喜ぶのか、どんなことを言ったらメディアは盛り上がるのか…。トークイベントなどの前には、先輩などに『こうしゃべったら盛り上がると思うんですけどどうですかね?』と熱心に質問するほどです」
今月10日に大阪市内のホテルで行われた関西の財界関係者による激励会「関西燦燦会」では、軽快なトークを披露。名だたる財界の重鎮たちを前に物おじせず「中田さんよりいい打撃しようと。ウエート(トレ)の重量では到底及ばないので、そこぐらいは頑張ろうと思っていつも取り組んでます」と、先輩・中田翔をいじるジョークを飛ばして笑いを誘った。
さらには〝ビジター参戦〟とも言える異業種との共演でも持ち味を発揮。今月初めに都内で行われた人気漫画「刃牙」シリーズの企画展に出席すると「(好きなキャラクターは)ジャック・ハンマーです。(理由は)トレーニングにめちゃくちゃストイックじゃないですか? あのストイックさは僕にはないので…」などとトークを展開し、アルコ&ピースら人気芸能人たちを笑わせることにも成功した。
前出関係者は「昔で言えば松井(秀喜)さんもそうだった。巨人の4番として、プレーだけじゃなくて発言や普段の行動でもファンを楽しませる、そういった姿勢が和真にもついてきていると思いますね」と太鼓判を押す。進化を続ける岡本和は、伝統ある巨人軍の顔として、バッティング以外でも強い存在感を見せつけ始めている。
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