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阪神・矢野監督「最後の1年」に納得 30年来の先輩が感服した〝パチンコ理論〟とは
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ヤクルトを京セラドームに迎えて開幕戦を戦う阪神・矢野監督は、24日に「やっぱり(今年で)辞めるというのを発表したというのは(昨年までと)大きく違う。めちゃくちゃいいチームになっているので。だからこそ優勝という、いいチームの証しを全員でつかみとりたい」と静かに意気込んだ。
キャンプイン前日に今季限りでの退任を表明。特別なシーズンに臨むそんな指揮官に「有終の美を飾ってほしいし、監督最後の1年を悔いなくやり切ってほしい」とエールを送るのが、母校・東北福祉大で監督を務める大塚光二氏(54)だ。
矢野監督の1学年上の大塚氏は、佐々木主浩氏や金本知憲氏らと87、88年の2年連続大学選手権準優勝などの黄金期を築き、その後はプロでも活躍。先輩後輩としての関係は30年を越える。
矢野監督が退任を表明した際は「さすがにビックリして、LINEした」と心中を案じたというが「ありがとうございます! 灰になるまで、燃え尽きるつもりで頑張ります!」と〝完全燃焼宣言〟で返答してきたという。大学時代から矢野監督を知る大塚氏は今回の〝アクション〟についても理解を示すひとりだ。
「捕手だからというのもあったかもしれないけど、矢野監督は学生時代から、ひと言で言えば頭が良かった。それは遊びでもそうで私や金本ちゃんや魔神(佐々木氏)と違ってた。学生時代、みんなで一緒にパチンコに行ったけども、俺や魔神や金本ちゃんは『勝った!負けた!』で、ただ結果で騒ぐだけだったんだけど、矢野監督だけは『こないだはこの台でどれぐらい(出玉が)出てた』『こないだこの台で何千円勝った、負けた』とか全部、覚えてて、そのうえで自分が座る台を選ぶ。何をするにしても〝考えて〟行動する。それだけ頭を働かせて行動する人間が今年、監督としてああいう(開幕前に退任を表明)発言をしたわけだから。間違いなく先々には、プラスに働くという考えがあってのことだと思う」
そんな矢野監督が、退路を断って臨む就任4年目は、これまでの野球人生のなかでも最も大きな一世一代の大勝負の1年となる。
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