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〝鉄の女〟トゥトベリーゼ氏 vs 〝皇帝〟プルシェンコ氏「確執」きっかけは…ザギトワか!!
東スポWeb
プルシェンコ氏(左)とトゥトベリーゼ氏(東スポWeb)
ドーピング問題を抱えるフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15=ロシア)らを指導する〝鉄の女〟ことエテリ・トゥトベリーゼ・コーチと五輪金メダリストの〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏は、指導者としてライバル関係にある中、〝確執〟のキッカケとも言えるやり取りが蒸し返された。
ロシアメディア「ブリッツプラス」が、同国メディア「NTV」で報じられた報道を引用する形でSNSを通じて互いの意見を主張していた内容を伝えた。それは2019年12月、18年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザキトワが、競技からの一時撤退を表明したころだった。
同選手を指導するトゥトベリーゼ・コーチは、ザギトワにアドバイスを送るなど、プルシェンコ氏が引き抜きを画策していると断定。その上で「あなたはコーチとは呼べない。一人のアスリートも育てず、何も教えていません。あなたの試みは、私たちプロの仕事を妨げるだけです。あなたはアリーナを引き抜けませんでした。一人くらいは自前で選手を育ててほしいものです」と断罪した。
同コーチの言い分に対し、プルシェンコ氏は「契約を尊重し、ザギトワに対して積極的に口出しするつもりはない。ただ彼女から何度もアドバイスを求められた。私は彼女が行き詰まったと思った時に、4回転ジャンプの習得方法など、プロとしてのヒントを与えただけだ」と反論した。
それから関係が修復することはなかったようで、現在のプルシェンコ氏は、北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワと同銀メダルのアレクサンドラ・トルソワらを指導するなど天下を極めるライバルコーチへの逆襲に燃えている。
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