いま、独裁者のいる3つの国とあまり当てにならない韓国に「直面」しているのが日本 危機感を持て

いま、独裁者のいる3つの国とあまり当てにならない韓国に「直面」しているのが日本 危機感を持て

いま、独裁者のいる3つの国とあまり当てにならない韓国に「直面」しているのが日本 危機感を持て

1: 昆虫図鑑 ★ 2022/03/20(日) 10:57:41.93 ID:CAP_USER
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(略)

飯田)プーチン大統領も戦闘の長期化を織り込みつつあるということです。出口の見えないプレッシャーを諸国民の誰もが感じているかも知れませんが、そこで「停戦してしまえ」「降伏してしまえ」という言説も、日本のなかではありますけれど。

佐々木)突如としてそういうことを言い出し、みんなが「エッ」という感じになりました。

飯田)そういう感じでした。

佐々木)いろいろなことが言われていますが、日本が戦争に負けたのはアメリカとの戦争の1度だけです。アメリカの進駐軍は、決して日本に対して残虐的なことはしませんでした。しかも、無条件降伏と言いながら、1つだけ条件が入っていたわけです。それは昭和天皇を訴追しないということ。国体を護持するということです。それが受け入れられたから、日本は無条件降伏をしたのです。もし、あそこで昭和天皇を訴追するようなことになっていれば、本土決戦になっていた可能性もあります。

飯田)武器を置いた軍部どころか、国民でさえも「そうなれば」と、再び武器を取った可能性もあります。

佐々木)その場合、日本列島に住んでいる人たちが大変な血生臭い惨禍に陥っていた可能性があるわけです。そうなっていたら、日本が戦後、アメリカに対して抱く印象はまったく違っていたと思うのです。

飯田)いま思っているような平和的なイメージではないですよね。領土的野心がアメリカにはなかったから、ああいう形になった。

佐々木)そうなのです。だから、我々はチョコレートやガムをもらったという平和的なイメージが多い。

佐々木)戦争で侵略されるとなると、ロシアが典型でシリア、チェチェンと同じようなことになる可能性があるわけだから、そこで「降伏しろ」という言説が出て来るのはまったく理解できません。ウクライナを戦前、また終戦後の日本になぞらえているからそういう発想になるのです。

飯田)ウクライナの状況はそれとは違う。

佐々木)昭和10年代の日中戦争で、日本が中国を侵略していたころ、当時の蒋介石政権だった中国に「降伏しろ。そうしたら人は死なない」とあなたたちは言えるのですか、という話です。

佐々木)日本は長い間、アメリカの核の傘に守られて、あまり戦争のことなど考えなくてもよかったわけです。

飯田)冷戦の正面はヨーロッパでしたからね。

佐々木)アメリカが超大国になったころの90年代以降は、ソ連がロシアになって、弱い国になって行き、経済的にはもはや韓国規模です。だから「北の脅威がなくなっていた時期」があるのです。これが「自衛隊は別になくてもいいのではないか」という話になって行ったのです。

飯田)そういう危機感が必要なかった。

佐々木)しかし2000年代に入り、気が付いたら中国が習近平体制になって独裁者になり、北朝鮮は金正恩体制になって核開発を行うようになった。

飯田)ミサイルを撃つという兆候も見えて来ました。

佐々木)そして、かつて若きリベラルな指導者だったプーチン大統領が、恐ろしい独裁者になって暴走するようになった。日本と地理的に近い国は、アメリカを除くと中国、ロシア、北朝鮮、韓国ですから。韓国はあまり当てにならない。そうすると、独裁者のいる3つの国と我々は直面しているという状況です。

飯田)そうですね。

佐々木)20世紀のころのように、アメリカの核の傘に入っていた時代とは、まったく違う状況になっている。現在のウクライナ侵攻を目の当たりにして、それを我々は見せつけられているわけです。

飯田)維新の志士たちが弱肉強食の国際社会に放り出されたときの危機感と、似たような感覚を持たなければいけないかも知れない。

佐々木)似ていますよね。泰平の眠りから目が覚めてみたら、「世界はこんな猛獣だらけのジャングルだったのか」と驚くような。そういう状況なので、いい加減ここで考え方をスパッと切り替えないと、いつまでも前世紀にしがみついていてはダメだと思います。

ヤフーニュース(ニッポン放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f81f9813010ea71341052f242f0dd12e36a7ccc7?page=2


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