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〝三木谷マネー〟が日本バスケ界を救う!NBA大物選手獲得を期待する声
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〝三木谷マネー〟が日本バスケ界の救世主となるか。楽天と米プロバスケットボールNBAは15日、ウィザーズとウォリアーズによるプレシーズンゲーム2試合を9月30日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで開催すると発表した。凱旋試合となるウィザーズの八村塁(24)とウォリアーズに在籍するスーパースターのステフィン・カリー(34)の対決に注目が集まる一方で、楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長(57)にも熱い視線が注がれている。
都内のホテルで行われた会見では、ウィザーズの一員として初めて日本でプレーする八村がビデオメッセージで「日本でプレーできることを楽しみにしている。日本のバスケが盛り上がるよう頑張りたい」と力強く意気込みを語った。
NBAと2017―18年シーズンからパートナーシップ契約を結んでいる楽天の三木谷会長は「楽天としても(19年以来)2回目のジャパンゲームズ。人気のチームがプレーする歴史的な機会になる」とアピールした。
NBAとともにバスケ界を盛り上げる三木谷会長には、日本のBリーグの救世主としても大きな期待が集まる。
「三木谷さんはJリーグで神戸にMFアンドレス・イニエスタなど大物選手を連れてきて話題を呼ぶことで、クラブだけでなくリーグ全体にも大きな貢献をしている。Bリーグも同じようにして、三木谷さんの力があれば活気づくのではないか」と大手広告代理店関係者は指摘する。
三木谷会長はサッカーJ1神戸に惜しみなく資金を投入。世界的スターのイニエスタを年俸33億円(推定)で獲得するなど、世界も注目するJ屈指のビッグクラブへと引き上げた。その情熱を今度はバスケ界へ注いでほしいというわけだ。
米紙「USAトゥデー」によると、楽天とNBAの契約は5年で総額2億2500万ドル(約265億円)という破格の内容で、三木谷会長のバスケにかける思いは本物。3年前のプレシーズンゲーム発表会見ではBリーグ進出について「今のところ予定はない」としつつも「今後検討していきたい」と含みを持たせている。
これまでアジア圏では、中国でステフォン・マーブリー、トレイシー・マグレディ、ギルバート・アリーナスなどNBAのスター選手がプレーしてきたが、日本では大物と呼べる選手は加入したことがない。
楽天とパートナーシップ契約を結んでいて今回来日するカリーの来季年俸は4800万ドル(約57億円=推定)。さすがにNBAのスーパースター級となるとハードルが高いものの、これまで不可能を可能にしてきた三木谷マネーならば…。そう期待せずにはいられない。