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2003年からチェルシーを所有するロシア人オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏は、今月2日にクラブ売却の意思を表明。その後、英国政府が同氏に資産凍結などの制裁を科したことで売却プロセスの行方は不透明なものとなっているが、いまだに多くの資産家がチェルシーの買収に関心を示している。
そんななか、リケッツ家はヘッジファンドマネージャーのケネス・グリフィン氏と手を組み、コンソーシアムを形成したようだ。「シカゴ・カブスのオーナーであるリケッツ・ファミリーは、今週金曜日(3月18日)にチェルシーFCへの正式な入札を行う投資グループを率いることを明らかにします。
リケッツ家とそのパートナーは、象徴的なプロスポーツチームの長年の経営者として、クラブ、ファン、コミュニティの伝統を尊重しつつ、ピッチ上での成功のために投資することの重要性を理解しています。私たちの計画の詳細については、追ってお知らせしたいと思います」と声明を発表している。
リケッツ家の有力なライバルと目されているのは、同じくMLBのロサンゼルス・ドジャースでオーナーを務めるトッド・ベーリー氏が率いるグループ。同氏はスイスの大富豪ハンスユルグ・ヴィース氏らと組み、20億ポンド(約3100億円)から25億ポンド(約3875億円)の入札を行なっている。
また、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のニューヨック・ジェッツのオーナーであるウッディ・ジョンソン氏もオファーを準備しているようだ。
チェルシーの売却を担当するニューヨークのマーチャントバンク『Raine』は買い手候補に対し、18日の営業終了までに正式なオファーを出すようにと伝えている。
サッカーキング 3/17(木) 6:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9efac6f29c1acb4af7caeaf30cc79815253a89d
写真
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