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「うまい棒」誕生の物語はコレ!
ャラクターを使用した文房具やグッズ、「パチスロうまい棒」などが発売されている。 先行商品である平型のコーンパフスナック「うまいうまいバー」の改良品であり、名称は明治乳業が1979年3月に販売開始した棒アイス「うまか棒」に便乗したものである。 うまい棒の販売開始当時、製造を行っていた武藤則夫は個人事
38キロバイト (5,437 語) – 2022年3月15日 (火) 19:33
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「うまい棒」は、東京都墨田区横川に本社を置く株式会社やおきんが、1979年(昭和54年)7月に発売した棒状のスナック菓子である。
やおきんは「うまい棒」の他にも「キャベツ太郎」や「蒲焼さん太郎」「もろこし輪太郎」「わさびのり太郎」「BIGカツ」など昔懐かしい駄菓子や斬新なアイデアのお菓子を販売している。
「うまい棒」は「何か新しいスナック菓子を作れないか」ということで開発が始まった。
当時の子ども達を夢中にさせたのが「うまい棒」の「サクサクとした食感」だった。このサクサク感は当時の駄菓子としては珍しかった。
当時の駄菓子屋では包装がされていない裸の状態のお菓子が多かった。
それぞれのお菓子はプラスチックやガラスのケースにまとめて入れられており、ケースから出し入れしているうちに湿気を含み、美味しさが落ちてしまうという問題があった。
そんな中で「うまい棒」は1本ずつ包装する個包装にすることで、サクサク感と美味しさを長く保つことができ、それが人気となった。
販売価格は当初から1本10円という安さであり、年間売り上げは約7億本を誇る。
そんな「うまい棒」はこれまでに60種類以上もの味が販売されてきた。一番最初に発売されたのは「ソース味」だった。
その当時、食卓に上る「とんかつ」や「コロッケ」は子ども達にとってご馳走であり、それらにかけるものとして「ソース味」が選ばれた。
その後、社員が居酒屋で出てきたつまみを参考にした「サラミ味」や、当時は珍しかった「めんたい味」など数多くの味が発売された。
これら「サラミ味」や「めんたい味」は「うまい棒」で初めて食べたという人も多かった。
また、発売当時のパッケージは現在とは違い、中のスナックが見えるように透明な窓がついていた。
しかし、後に品質を保持するために「アルミ蒸着フィルム」というバリア性の高い包材に変更された。
これにより美味しく食べられる期間が延び、さらにお店でより目立つようなデザインにすることができた。
ちなみに「うまい棒」を4本並べると「1111」と似ていることから、11月11日は「うまい棒の日」という記念日になっている。