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阪神新守護神候補のケラーが1回無失点デビュー 上林をカーブで空振り三振に斬る
「オープン戦、ソフトバンク-阪神」(15日、ペイペイドーム)
ついにベールを脱いだ。阪神の新外国人、カイル・ケラー投手(28)=前パイレーツ=が実戦デビューを果たした。先発・西勇の後を受けて六回に登板。グラブを2、3度たたきながら気合を入れ、捕手の梅野とグータッチをしてマウンドへ向かった。
先頭の栗原を初球147キロの直球で右飛に斬って1アウト。続く中村晃にはカウント2-1からの146キロ直球を中前へ運ばれる。リチャードは初球147キロの直球を左翼へ大きなフライを運ばれたが、江越がつかんで2アウト。最後は上林を121キロのカーブで空振り三振に斬った。
この日は直球とカーブの2球種だけで勝負。直球の最速は148キロをマークした。
今回の博多登板は「試合での登板を重ねたい」という本人の希望を受けてのもの。スアレスに代わる新守護神候補が、志願の登板で上々のスタートを切った。