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サッカークラブがeスポーツにガチな理由「若い世代がサッカーを90分見るのが難しくなった」「 圧倒的に人気のあるゲームの世界に参画することが必須」
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ヨーロッパのサッカーシーンにおいて、eスポーツが急速に身近なものになっている――。熱の高まりはこんなニュースからも伝わってくるだろう。
「FIFA eワールドカップ王者が指を骨折。復帰はいつ?」(ドイツ・taz紙)
新型コロナ蔓延のためにここ2年間はFIFA eワールドカップ(以下、eW杯)は開催されておらず、現王者は2019年大会で優勝したドイツ人のMoAuba(本名:モハメド・ハルコス)だ。
MoAubaは自分でもボールを蹴るアマチュアサッカー選手でもあり、昨年11月、ドイツ9部の試合で指を骨折してしまった。そのためしばらくゲームができないことをインスタグラムで報告したところ、メディアで大きく取りあげられたのである。
熱の高まり具合は、仕様変更に伴う場外戦からもうかがえる
この世界王者は何かとお騒がせで、今年2月のeW杯予選の直前には、ゲーム会社を痛烈に批判した。サッカーゲーム『FIFA 22』の機能が大幅アップデートされ、速いグラウンダーのパスがブロックされると相手ボールになりやすいように修正されたからだ。
「大会2日前に変更されたら、練習してきた努力がすべて無意味になってしまう。これではeスポーツ選手という職業は成り立たない」
それに対してヘルタ・ベルリンのeスポーツプロジェクト責任者が「だったら他の仕事に転職すれば?」と口撃。一般のゲーマーたちも「負けたときの言い訳では?」とSNSに投稿し、場外戦がヒートアップした。
サッカーの本場ヨーロッパで、何が起こっているのか?
今年1月、マンチェスター・シティFC(以下、マンチェスター・シティ)などを擁するシティ・フットボール・グループ(以下、CFG)と、FIFA eクラブW杯の東アジア部門王者「Blue United eFC(以下、ブルーユナイテッドeFC)」の提携が発表された。
マルチクラブ経営組織×eスポーツチーム。従来のサッカー界では想像もできなかったコラボレーションだろう。
CFGジャパン代表の利重孝夫とブルーユナイテッド(「ブルーユナイテッドeFC」の運営母体である国際スポーツビジネスエージェンシー)代表の中村武彦に、eスポーツの最新事情を聞いた。
ナンバー 3/13(日) 17:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/658828cfc1ad1d03ea61aa178028fd7ee8068265?page=1