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テリー伊藤、パラリンピックに持論「メダルは関係ない。何が一番大切かって言うと…」
スポニチアネックス
演出家でタレントのテリー伊藤(72)が14日、月曜コメンテーターを務めるニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月〜木曜前8・00)に生出演。パラリンピックに対する持論を語った。
北京パラリンピックは13日に閉幕。ウクライナに侵攻しているロシアが参加できなかったことについて、テリーは「これは仕方ないと思うんですよ」とコメント。その理由について、「オリンピックは政治的なものを入れる必要はないと言うかもしれません。選手ファーストということを考えたら、ロシアの選手のことも考えなくちゃいけないんですけども、他に参加してる選手の気持ちを考えると、ロシアが入ってくることで平常心ではいられなくなったと思うんですね。そういうふうに考えると参加できなかったのは致し方ないなと思いました」と説明した。
また、ウクライナ選手の活躍を「嬉しいですね。本当に嬉しい」と喜びつつ、「パラリンピックにメダルは関係ないと思ってるんです」とも明かす。「というのは、普通のオリンピックですと、(3つの金メダルを獲得した)村岡選手がフィーチャーされていきますよね。彼女は十分にフィーチャーされたと思う」と前置きした上で、「パラリンピックって何が一番大切かって言うと、健常者との交流だと思うんです」とキッパリ。「で、今日からスタートしたと思うのね。パラリンピックに出た人、また街にいる障害者の皆さんと、僕ら健常者がどういうふうにコミュニケーションをとるか、もっと身近に感じることの方が大事」と主張した。
その上で、「ここで金メダルをいくつ獲ったって言っちゃうと、メダルを獲った人しかフィーチャーされないんですよ。日本人ってそういうところあるじゃないですか」と苦笑い。健常者が障害者と交流を重ねて、理解を深めることが大事だと改めて訴えた。
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