あわせて読みたい
フワちゃん、ネット中傷厳罰化の反対派に怒り 「芯食ったこと言ってない」
13日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、今月8日に閣議決定したネット中傷抑止のための「侮辱罪」厳罰化について話題に。YouTuber芸人・フワちゃんのコメントが、視聴者のあいだで注目を集めている。
■「拘禁刑」も創設
SNS上での著名人などへの誹謗中傷が問題となっている中、政府は侮辱罪の厳罰化などを盛り込んだ刑法や関連法の改正案を閣議で決定。今国会中の成立を目指しているという。
侮辱罪は、現行法では「拘留または科料」となっているが、改正案では「1年以下の懲役もしくは禁錮、30万円以下の罰金、または拘留もしくは科料」とする。また、刑務作業の義務のある懲役刑と、義務のない禁錮刑を一本化した「拘禁刑」の創設も盛り込まれている。
関連記事:東国原英夫、河野太郎大臣のSNSブロック問題に意見 「言論の自由は最大限確保」
■「おバカなフリしてんの?」
このような流れを「賛成」と考える人が多い中、番組では一部に存在する「反対」派の意見を取り上げる。その一例は「どこまでが侮辱か分からないので自由な発言がしづらくなる」「反対意見も言えないネットはつまらない」といったものだった。
これを受けフワちゃんは、「なんか反対派の人は芯食ったこと全然言ってない」と一蹴。
「どこまでが侮辱か分からなくないでしょ、って思う」「自由な意見はもちろんしていい。(中略)でも分かるでしょ、違い。わざと分かんないフリして。なにおバカなフリしてんのこの人たち?」と怒りをのぞかせた。
■和田アキ子も「微妙」
フワちゃん同様、番組MC・和田アキ子も反対派の意見について「ちょっと微妙ですねえ…」とコメント。視聴者も同じように感じた人が多いようだ。
ネット上には「そもそも意見と誹謗中傷は全然違うからな」「悪質なコメントを書き込むことを正当化しているようにしか思えない」といったコメントが寄せられていた。
■ネット上に悪口を書き込んだ人は…
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「ネット上の誹謗中傷を見て心がつらくなったことがある」と回答したのは、全体の40.5%という結果に。
自身にも批判コメントが寄せられるというフワちゃん。その多くが「タメ口使うな」といったものらしく、「死ね」「消えろ」などの悪質な誹謗中傷はあまりないと語っていた。
・合わせて読みたい→誹謗中傷で書類送検の例も… ネットを利用していて起きた対人トラブル
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2019年10月18日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)
<このニュースへのネットの反応>