あの名曲が蘇る・124『名前のない馬』

あの名曲が蘇る・124『名前のない馬』

あの名曲が蘇る・124『名前のない馬』

【曲】名前のない馬  by  アメリカ

概要
アーティスト: アメリカ
アルバム: America
リリース: 1971年
ノミネート: グラミー賞最優秀ポップ・パフォーマンス賞デュオ/グループ
ジャンル: フォーク


(出典 img-cdn.jg.jugem.jp)

◆”名前のない馬”(A Horse With No Name)って何だろう?

どんな馬? 
どんなことを歌っているのだろう?
On the first part of the journey,
I was looking at all the life.
There were plants and birds. 
and rocks and things,
There was sand and hills and rings.
旅の一番始まりのあたりじゃ
僕はいろんな人生を見つめていたんだ
植物や鳥たち
岩やいろんなもの
砂漠の砂や丘があり
それらは皆つながり廻り巡ってくんだ
The first thing I met, was a fly with a buzz,
And the sky, with no clouds.
The heat was hot, and the ground was dry,
But the air was full of sound.
最初に見たものは ブンブンと飛ぶ蠅だった
空は雲ひとつなく
気温は高くて 大地は干からびていた
でもまわりはいろんな音がしていたよ
I’ve been through the desert 
on a horse with no name,
It felt good to be out of the rain.
In the desert you can remember your name,
‘Cause there ain’t no one for to give you no pain.
La, la, la la la la, la la la, la, la
La, la, la la la la, la la la, la, la
僕は砂漠を突っ切っていったんだ
名前のない馬に乗ってね
雨が降らないってのは気持ちいいよ
砂漠ではね 自分の名前を覚えておくといい
誰も君を苦しめるようなヤツはいないからね
La, la, la la la la, la la la, la, la
La, la, la la la la, la la la, la, la◆ 
👉歌詞は見ていただく通り、砂漠を旅するなかで様々な生き物・無生物を見てきて生命の輪廻に気がついたんでしょうね。
海にも多くの生命があり、都会にも多くの生命がある。ただ、砂漠や海と違って?、都会には「愛」はない…。
 この曲「A Horse With No Name」は最初は「Desert Song」というタイトルだったようです。
確かに「砂漠の歌」とするよりは、生命に思いを馳せるのが海や都会にも広がっていきますからね。そんななかで、「名前のない馬」というのはどんな種類の生き物なのかは問わない「生命の一つ」という意味なのかもしれません。
 人間は名前を皆持ってるし、砂漠では忘れる必要はない。誰も傷つける人はいないんだから、自分自身ってことをしっかり認識していて構わないんだよ、ってそういうことなんだろうな。 色んなものに生かされている自分。まわりの生命も大切にしながら、自分自身を持って生きていければと思います…。
 A Horse With No Name 
          by(America )1972 

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