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巨人・桑田コーチを悩ます「マット」問題 助っ人の呼称どうなる?
東スポWeb
巨人・桑田コーチ(東スポWeb)
いったい何と呼ぶのが正解なの? 開幕まで残り2週間となり、原巨人のV奪還を目指すチーム作りも進んできた。投手陣ではドラフト1位・大勢(翁田大勢=22、関西国際大)ら若手が猛アピール中。10日には待望のメジャー46勝右腕マット・シューメーカー(35)がチームに合流した。その一方でG投をまとめる桑田真澄投手チーフコーチ(53)の頭を悩ませそうな「呼称論争」が、一部で沸き起こっている。
巨人はオリックスとのオープン戦(11日、京セラ)に向け、10日に福岡から陸路、大阪へ移動した。一方、ジャイアンツ球場ではシューメーカーが始動。キャッチボールなどを行い「自分が予想していたよりも、とても気持ちが高ぶっている。この場に入れることをうれしく思っています」と、笑顔を見せた。
開幕に向け陣容が整いつつあるなか、球団関係者からは「どちらを『マット』と呼べばいいのか…」と当惑の声が上がった。桑田コーチの次男で人気タレント「Matt」(本名・桑田将司)の件かと思いきや、シューメーカーとマット・アンドリース投手(32=前マリナーズ)2人の新助っ人。ともにファーストネームは「MATTHEW」で愛称「マット」がメジャー時代から使われている。
巨人では坂本が「勇人さん」、岡本和が「和真」など、選手はファーストネームで呼び合う。外国人選手もスコット・マシソンの「スコット」のように、ファーストネームかその愛称で呼ばれるケースが多い。例えばクリストファー・クリストモ・メルセデスは「CC」、ゼラス・ウィーラーは「Z(ジー)」が呼び名となっている。
連係プレーでは一瞬の判断が必要になるため、短い呼び名が好まれる。「1人だけなら『マット』で問題なかったんですが…。どちらかだけ『マット』だと、もう1人はいい気持ちがしないだろうし」と前出の関係者は心配する。
この日、シューメーカーは「『シュー』ってもともと呼ばれている。シューメーカーの『シュー』ですね」と自身の呼び名を選択したが、そうなるとまた別の問題が…。
「井納と同学年で今年36歳のシューメーカーが選手から『シューさん』と呼ばれると、村田修一打撃兼内野守備コーチと混同する。村田善則ブルペンコーチがいるため、『シュウさん』『ゼンさん』の呼び方が完全に定着している」(同関係者)
アンドリースにはメジャー時代の愛称「ドリージー」もあるが、まだ来日できておらず最終決定はまだまだ先になる。思わぬ形で飛び出した「マット呼称論争」。開幕へ向け戦力の選別作業を行っている桑田コーチのためにも、1日も早く解決したいところだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/83bb6a21897867942f4a219adcadb8addf33d580