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各国はなぜウクライナに軍隊を送らないの?
【国連平和維持軍】
•こくれんへいわいじぐん
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国際連合平和維持活動は、国連憲章でうたわれた集団安全保障を実現し、紛争において平和的解決の基盤を築くことにより、紛争当事者に間接的に平和的解決を促す国際連合の活動である。
日本ではPKOと称されることが多い。PKOに基づき派遣される各国軍部隊を、国際連合平和維持軍という。
日本ではPKFとも略される。6章半活動とも呼ばれる。
👉米国がウクライナに軍隊を派遣しないのは?
バイデン氏が今月NBCに説明したように、「米国とロシアが撃ち合いを始めれば、それは世界大戦になる」からだ。
言い換えれば、米国がこの紛争に介入すればグローバルな戦争を引き起こす可能性がある。
🤔それでは、国連はどうなのだろう。平和維持軍を派遣できないのだろうか。
国連平和維持部隊は、多くの国々から派遣された兵士、軍人、警察官、文民職員から構成されています。
これらの人々は、紛争終結後の和平プロセスを監視しながら、紛争当事者が署名した和平合意の実施を支援します。
このような支援は、人間の安全保障促進、信頼醸成措置、権力分担取り決め、選挙支援、法の支配強化、経済および社会開発など、様々な形で実施されます。
国連憲章により、安全保障理事会には、国際の平和と安全を維持するため、集団的行動をとる権限と責任が与えられています。
このため、国際社会は安保理に平和維持活動の承認を求めるのが通例となっています。
平和維持活動のほとんどは、国連が自ら設置、実施するので、兵員は国連の作戦指揮下に置かれます。
その他、国連の直接的関与が適切又は実行可能と見られない場合には、安保理が欧州連合(EU)、アフリカ連合(AU)、北大西洋条約機構(NATO)、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、さらには「有志国連合(coalitions of willing countries)」など、地域機関やその他の国際組織に対し、一定の平和維持あるいは平和執行機能の遂行を認めることがあります。
👉常任理事国の一つで、今回の紛争の当事者であるロシアの存在が派遣ミッション成立のネックになっている可能性がある。
もし前線に派遣された場合、紛争を「凍結」することはできても、解決につながるとは限らないと指摘している。
また、常に紛争を再開させる方向へのプレッシャーも働く。
紛争凍結は戦争が続くよりはよいかもしれないが、平和維持軍が出ていくのであれば、「凍結するのではなく、解決を助ける」道を探す方がよい、という。