【富野由悠季】ガンダムを使ってPRする小田原市をけん制「暮らしの景色の中にアニメキャラがバンバン並んでいいのか。日本の文化を汚染しているような気がしてしょうがない」

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【富野由悠季】ガンダムを使ってPRする小田原市をけん制「暮らしの景色の中にアニメキャラがバンバン並んでいいのか。日本の文化を汚染しているような気がしてしょうがない」

富野 由悠季(とみの よしゆき、1941年11月5日 -)は、日本のアニメ監督・演出家・脚本家・漫画原作者・作詞家・小説家。本人は演出家・原案提供者としている。日本初の30分テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の制作に携わるなど、日本のテレビアニメ界をその創世期から知る人物。代表作は『機動戦士ガンダム
105キロバイト (15,255 語) – 2022年1月30日 (日) 11:43
ふるさと大使受けなかった方がよかったのかもですね。

1 Anonymous ★ :2022/03/10(木) 18:03:12.35

https://news.yahoo.co.jp/articles/eacf838874b105fed0f014ea3482695c1a234177

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親、アニメーション監督の富野由悠季氏(80)が、毎日新聞などのインタビューに応じた。話題は故郷の神奈川県小田原市にとどまらず、地球の環境問題や教育に及んだ。2021年に傘寿を迎えた巨匠の言葉に、今こそ耳を傾けたい。

 ◇小田原の風土が生んだストーリー

 ガンダムは、人類が宇宙進出する時代を描いている。宇宙に建設した植民地(スペースコロニー)が地球連邦に独立戦争を挑み、兵器としてのロボットを操るパイロットたちが巻き込まれていく物語だ。勧善懲悪ではない筋書きには、故郷の風土が全面的に反映されているという。

 「(小田原は)海のものでも山のものでもない、偏りがないところにワールドワイド性があった。だから、作品の中でイデオロギーを持った人をテロ集団にできた。田舎の小さな町だが、住みやすい良いところで、箱根や熱海を背負っている。明治から大正にかけて別荘地帯でもあった。そういう場所だったおかげで僕は過激思想に染まらなくて済み、命拾いをした。(戦時中は)軍需都市だったから焼夷(しょうい)弾も落とされた。それも僕の作品に影響を与えている。小田原の風土に対して賞をあげたいくらいだ」

 その一方で「小田原は好きではない」と言い切る。「好きではないというのは全否定ではありません。こんなに住みやすい良いところでのんべんだらりとしている地付きのやつが大嫌い。言葉は悪いかもしれないが、全肯定したらばかだから。おべんちゃらを言うヒマはない。僕は来年死んだって早死にとは言われないから」

 ◇「暮らしの景色の中のガンダム」は本当に嫌

 そして、市内にガンダムをデザインしたマンホールのふたができ、2021年夏に「小田原ふるさと大使」に任命されたことについて「ふるさと大使は、大人の対応で受けた。でも、このままガンダムマンホールがいっぱいできるのは本当に嫌。自然の景色じゃないから」と言及した。

 「暮らしの景色の中にアニメのキャラクターがバンバン並んでいていいのかという話をそろそろしたい。ゆるキャラも含めて、日本の文化を汚染しているような気がしてしょうがない。第三者が話すとただの批判になるから、当事者が話す。商売の道具として宣伝するのは構わないが、『それはおかしいぞ』と当事者が話すべきだ」。21年以降、マンホールや原付きバイク用のナンバープレートなど、しきりにガンダムを使ってPRする小田原市をけん制した。

 部屋中にアニメや漫画のグッズを飾るのは嫌だという。大事にしているのは、30年以上前に手に入れたリトグラフ。印象派の画家、ゴッホの油彩画「夜のカフェテラス」を立体的に再現する技術で描かれたものだ。

 「細密画ではないが、見続けている。毛穴まで再現するようなスーパーリアリズムがいいわけがない。そんな絵が高額で売れるのは金が余っている連中の税金対策でしょ。成り上がった連中がお金をあぶくのように使って宇宙進出やロケットの打ち上げをして、どれだけ環境汚染をしているのかわかっていない」

以下略

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