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オープン戦快調の日本ハムだが…助っ人勢は奇想天外・新庄 “ビッグボス流野球” に対応できるのか
東スポWeb
日本ハム・新庄監督に外国人選手はどう反応するのか…(東スポWeb)
チームの命運を握る助っ人は〝ビッグボス流野球〟にどう対応するのか――。
ここまで日本ハムはオープン戦で4連勝を飾るなど好調ムードだ。指揮を執る新庄剛志監督(50)の掲げる「守りの野球」が若手選手に浸透しつあり、期待も膨らんでいる。だが、そんなチームにもまだ不確定要素は多い。その一つが今月に入って続々と来日している新外国人選手たちの仕上がり具合だ。
すでに3日にメジャー通算56本塁打で攻撃の要として注目されるレナート・ヌニエス内野手(27=前タイガース)が先陣を切って来日。6日にはメジャー通算24勝で推定年俸2億4000万円プラス出来高払いの先発ローテ筆頭候補ジョン・ガント投手(29=前ツインズ)の入国も球団側から発表された。現在は両者とも隔離期間中で、早ければヌニエスは今週末、ガントも来週中にはチームに合流する可能性が高い。
だが、両助っ人は今年に入っての実戦経験が乏しく日本でのプレー経験もない。シーズン開幕まで残り半月あまりという状況の中で、主力選手として働くまでに状態を上げられるのか、未知数な部分もある。
加えて指揮官は予測不能なビッグボスだ。ガントを含めた投手に関しては直接的な影響も少ないだろうが、ヌニエスら野手陣は「新庄野球」の象徴とも言うべき守備位置のシャッフルや「ガラポン打線」など、外国人選手が目を丸くするであろう起用法に順応する必要がある。
実際、受け入れる側の新庄監督も容赦はしない方針で「(起用法は)一緒。選手は全員一緒なんで」と明言。「ちょっと使おうかな、最初は。日本のピッチャーはこんな感じだというのを分かりたいと思うし。でも、8個しかないからね、ポジションは。そこで争わせて」とチーム合流直後こそ出場機会を積極的に与えるものの、その後は実力主義だと強調している。この辺りのチーム適応力も助っ人には要求されるだけに、注視すべきだろう。
「いきなり内野手を俺のシステムで外野にいかせて『What?』って言われるかもね(笑い)。でもそういうのは、たぶん先に(球団側から助っ人に)言っておくんじゃないかな。言わせるし」と奇想天外な采配や起用法の予防線を張ることも忘れない指揮官だが…。助っ人の反応を早く見てみたいものだ。
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