あわせて読みたい
東京マラソン、コース間違いに主管の東京陸協「大きなトラブルではない」「誰の責任かは難しい。選手が悪いのか、誰が悪いのか」
優勝した五輪2連覇王者で世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(37)=ケニア=らを含めた先頭集団が10キロ過ぎにコース間違えがあったことについて、レース後の会見で、主管の東京陸協の平塚理事長は「あそこは本来、間違えたところもコースの一部ですが、迂回した大きな車(中継車)のすぐ後ろに選手がいた。迂回をしてUターンする設定だったが、選手がそのまま走っていってしまった。若干、ロスはあったのかなと思いますが、大きなトラブルではないと思っている」と、説明した。
「誰の責任かは難しい。選手が悪いのか、誰が悪いのか。これから調査して、来年は絶対にないようにしたい」と、責任の所在は明らかにしなかった。
主催者である東京マラソン財団の早野忠昭レースディレクター(RD)も「多少のロスがあって、レースに影響するかなと思っていた。10秒ぐらいはロスしたかな。ただ、すぐに復活してくれた。キプチョゲのエージェントも『ノープロブレム』と話していた。私としては迷惑かけたなと」と、話した。
レースでは10キロ過ぎに左に曲がらなければならないところで、コースを外れた中継車と1台の白バイにつられる形で先頭集団が反対車線側の折り返し後の給水エリアに向かってしまうことに。引き返して元のコースへと戻ったが、それまでは1キロ2分50秒前後でペースを刻んでいたが、10~11キロは3分9秒。20秒前後のタイムロスがあったとみられる。
デイリースポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/06019720ba716c9e7796b1fb75565b062fa929a2