日本ハム・今成泰章スカウトと最後の別れ　次男・亮太氏「父は偉大だった」　告別式に100人が参列

　「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」のために今月2日に66歳で死去した、日本ハムスカウトの今成泰章（いまなり・やすあき）氏の告別式が7日、埼玉県富士見市の「しののめの里」で営まれた。

　告別式には約100人が参列。日本ハム・新庄監督からは、直筆で「タイガース時代から本当に可愛がっていただきありがとうございます」と書かれた背番号1のユニホームが届けられた。

　前日の通夜には日本ハム・野村、石川、松本らが参列。今成氏は自らスカウトした選手が各タイトルを獲得する中で「本塁打王だけがいないんだ」と言っていたという。野村には「あいつは本塁打王を獲る」と大きな期待を掛けていた。

　今成氏の次男で日本ハム、阪神でプレーした今成亮太氏（34）は「球界のスターの方、大勢の方が忙しい中で来てくれた。父は偉大だったなと思う」と話した。