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卓球パリ五輪選考会 張本智和「ここで負けたらニュースになる」 初対決の14歳・松島輝空に意地の完勝
スポーツ報知
張本智和「ここで負けたらニュースになる」 初対決の14歳・松島輝空に意地の完勝
男子準々決勝、得点を奪い、雄たけびをあげる張本智和。闘志あふれるプレーで準決勝進出を決めた(カメラ・小林 泰斗)
◆卓球 ▽ライオンカップ・トップ32(5日、東京・アリーナ立川立飛)
2024年パリ五輪代表選考レースが始まり、9月の世界選手権団体戦(中国・成都)の代表選考も兼ねて行われた。男子で東京五輪団体銅メダルの張本智和(木下グループ)は準々決勝で篠塚大登(愛工大名電高)を4―1で下して8強に進み、世界選手権代表入りを決めた。
張本にとって、1つの山場が2回戦だった。14歳の松島輝空(星槎中)と公式戦で初対戦。追われる立場で迎えた試合だったが、水谷隼ら先輩たちを次々と破ってきた数年前の自身の姿を思い返した。「ここで負けたらニュースになるっていうのは分かっていた。中国選手とやるぐらいの気持ちで相手に向かっていった。(松島は)昔の自分を見ているようで、そこは譲れなかった」。4―0で完勝。日本のエースとして期待のホープの壁となった。
1月の全日本選手権では腰を痛めて本調子ではなかったが、この1か月で少しずつコンディションも上げてきている。「これぐらいはできるだろうという自信はあったけど、こうして結果に表れたのは素直にうれしい。次はアジア大会の出場権をつかみ取れるようにこの選考会で優勝したい」と表情を引き締めた。
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