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ウィザーズ・八村塁は3P3本で19得点 3P成功率は54%に上昇 チームは3点差で黒星
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NBA東地区全体11位のウィザーズは4日、地元ワシントンDCでプレーオフ進出に可能性を残す下限となっている10位のホークスと対戦したが、一度もリードを奪えずに114―117(前半59―68)で敗れて28勝34敗。前半での最大14点差を第4Q残り5・3秒に1点差にまで縮めたが試合をひっくり返すまでには至らず、このカードでは今季1勝2敗となった。
八村塁(24)は21―25で迎えた第1Qの8分27秒からコートに登場。その32秒後に今季52・2%の成功率となっていた3点シュートを放ったが、これはリングに嫌われた。2月26日のキャバリアーズ戦から続いていた連続成功記録は5本でストップ。しかし第2Qの開始52秒にはデニ・アブディヤ(21)のアシストを受けて左サイドからの2本目を成功させ、すでに自己最長となっている3点シュートの成功記録は9試合に伸びた。
八村は前半で11得点。2ケタ得点は今季出場22試合で11回目となった。そして第3Q残り1分40秒にはイシュ・スミス(33)のブロックショットからつかんだチャンスで左コーナーから3点シュートを成功。第4Qの5分29秒にも右サイドから距離26フィート(7・9メートル)の一発を沈め、3本以上の成功は1日のピストンズ戦(3本すべて成功)を含めて2試合連続、通算7回目となった。
6本の3点シュートをすべて決めたケンタビアス・コールドウェルポープ(29)がチーム最多の28得点を稼ぎ、カイル・クーズマ(26)は22得点と11アシストをマーク。八村は26分出場してフィールドゴール(FG)を10本中7本(うち3点シュートは4本中3本)、フリースローを2本とも成功させて今季の自己最多記録にあと「1」と迫る19得点を稼いだ。フル出場となった第4Qではセンター役も務めるなど攻守両面で奮闘。しかし勝利には結びつかなかった。
八村の3点シュート成功率はデビュー年が28・7%で昨季は32・8%。しかし今季は54・0%(50本中27本)にまで跳ね上がっている。
ウィザーズのこの日の3点シュート成功は29本中14本(成功率48・3%)。6試合連続で40%以上を記録したものの、ターンオーバーを14回(ホークスは4回)犯して11失点を記録し、最後までリードを奪うことができなかった。
3日に東地区全体2位だったブルズを130―124で下していたホークスは31勝32敗。ディアンドレ・ハンター(24)がチーム最多の26得点、今季リーグ3位の28・1得点を挙げていたトレイ・ヤング(23)が25得点と8アシスト、ベンチから出たボグダン・ボグダノビッチ(29)が17得点を稼いで接戦をものにした。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場3分33秒=4得点)
(1)8分59秒・正面やや左から3点シュート=×
(2)9分40秒・正面からインサイドをついて左手でレイアップ=〇(アシスト・ブライアント)
(3)10分8秒・右ローポストからゴール下にもぐりこんだもののコリンズにブロックされる=×
(4)10分41秒・右エルボー付近からジャンプシュート=×
(5)11分16秒・右ベースライン際でプルアップからジャンプシュート=〇(アシスト・アブディヤ)
▼第2Q(出場6分38秒=7得点)
(6)52秒・左サイドから3点シュート=〇(アシスト・アブディヤ)
(7)2分51秒・左エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=〇(アシスト・アブディヤ)
*5分51秒・フリースロー2本=〇〇
▼第3Q(出場3分46秒=3得点)
(8)10分20秒・左コーナーから3点シュート=〇(アシスト・サトランスキー)
▼第4Q(出場12分=5得点)
(9)31秒・ハイポストからカットしてブライアントのパスを受けてゴール下=〇(アシスト・ブライアント)
(10)5分29秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・キスパート)
BOX SCORE
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