打率・000の阪神・大山　またも無安打でオープン戦15打席連続無安打

　◇オープン戦　阪神―楽天（2022年3月5日　甲子園）

　「6番・左翼」でスタメン出場した阪神・大山がオープン戦4試合連続無安打と苦しんでいる。首脳陣は当初、佐藤輝との交互の4番起用の方針を示していたが、状態が上がらないため、この日は打順を下げての出場となった。

　直近の3試合で11打席連続無安打と当たりが止まっていた。前日4日も4打数無安打2三振。矢野監督も「いいタイミングのスイングが少ない」と心配していたが、この日の楽天戦でもきっかけをつかむことはできなかった。

　2回の第1打席は遊失で出塁したが、4回の第2打席では先発・岸の直球に見逃し三振。7回は左腕・渡辺佑の140キロ直球に詰まり三ゴロ。9回も左腕・弓削に二飛に倒れた。これで4試合で15打席無安打となった。

　キャンプ打ち上げで「しっかりシーズンを頑張れるように準備するだけ」と開幕に照準を合わせる構えを強調した大山。サンデー甲子園で仕切り直しをするしかない。