【金村義明氏チェック】阪神・江越にヤクルト・塩見のようなブレイクの予感

　阪神・江越は８回の１打席で空振り三振だったが、昨年までと印象が違う。スイングの形が変わってきた。自主トレでオリックス・杉本に弟子入りしたという。そこでつかんだものがあるのだろう。

　１、２年目はスタメンで起用されたが、その後の５年間は守備固めや代走。しかし、今年は「控え選手」という先入観を持たずに起用してもいい。ヤクルト・塩見もプロ入り３年間は控えだったが、２８歳シーズンの昨年、ブレイクして日本一チームの１番打者に定着した。杉本も３０歳で大化けした。江越も今年２９歳だが、キャンプから打撃に飛躍の兆しがある。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/54867ff747f1becdb2eb2472a0cdfd02d0b7bf39

守備や走力は競争相手のロハスや糸井とは比べ物にならない。よっぽどのことがない限り本来なら江越が外野のレギュラーを取っているはず。だが、昨年まではその打撃がよっぽどのことだった。今年の打撃であればしばらく使ってみてもいいのでは？守備と走塁は阪神でもトップクラスなんだから。杉本も言っていたが一昨年前までは打たなければ二軍に落とされるという焦りがあったが、去年は心に余裕ができた部分も大きいと。

杉本はブレイク前年に長打を捨てて、右打ちを徹底したことで打率が上がり、そのお陰で試合に出られるようになり、そして翌年に大ブレイクした

江越も杉本みたいになりたいんだったら、今年は自分の中でテーマを決めて打率を残し、試合に出続ける事がもっとも大事だと思う

杉本のブレイクの背景にはオリックスの外野層の薄さもあったので、当時のオリックスよりも外野層の厚い阪神でブレイクするのはかなり難しいとは思うけど応援してる