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ウィザーズが3試合ぶりに白星 八村塁は3P3本成功で11得点 3P成功率は50%を突破!
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NBA東地区全体11位のウィザーズは1日、地元ワシントンDCで同14位のピストンズと対戦。116―113(前半63―64)で勝って3試合ぶりに白星を挙げ、今季の成績を28勝33敗とした。このカードは今季3戦全勝。ホームでのピストンズ戦は2014年1月18日に98―104で敗れて以来、これで通算14連勝となった。21得点のカイル・クーズマ(26)、16得点のトーマス・ブライアント(24)を含めて8選手が2ケタ得点を記録。プレーオフ進出に可能性を残す下限となっている10位のホーネッツには1ゲーム差に迫った。
八村塁(24)は21分の出場で11得点。2ケタ得点は今季10回目となった。第3Qの9分54秒と11分0秒にはコーナーから3点シュートを連続して成功。第4Qの2分43秒にも右サイドから1本を沈め、この試合では放った3本の3点シュートをすべて成功させた。すでに自己最長となっている3点シュートの連続記録を8試合に更新。前日まで48・8%だった成功率は50%の大台に乗ってついに52・2%(昨季は32・8%)にまで跳ね上がった。
3点シュートを1試合で3本以上決めたのは6回目(最多は2021年3月15日のバックス戦の4本)で、失敗なしとなったのは2019年10月30日のロケッツ戦(3本すべて成功)以来、これが2回目。ウィザーズのこの日の3点シュート成功率は今季最高記録に並ぶ50・0%(26本中13本)で5試合連続で40%以上となっているが、八村がその成績向上に大きな役割(ここ8試合で20本中15本成功)を果たしている。
ウィザーズはペリカンズからスパーズにトレードされたあと解雇されていたチェコ出身のガード、トマシュ・サトランスキー(30)と2月28日に契約。同選手はもともと2016年にウィザーズでNBAデビューを果たしており、3季在籍した古巣での再出発となった。2019年のW杯中国大会では日本と対戦して89―79で勝利。八村は21得点、6リバウンド、サトランスキーは15得点と7アシストをマークしていた。
そのサトランスキーは14分の出場で4得点、3リバウンド、1アシスト、2スティールを記録。114―113で迎えた第4Q残り15・6秒には貴重なフリースローを2本成功させて勝利に貢献している。
敗れたピストンズは15勝47敗。ジェラミー・グラント(27)が26得点、ドラフト全体トップで指名されたケイド・カニングハム(20)が20得点を稼いだものの土壇場での攻防で競り負けた。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場3分25秒=2得点)
(1)10分49秒・左エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=〇
(2)11分34秒・左エルボー付近からジャンプシュート=×
(3)12分0秒・オフェンスリバウンドから再度ジャンプシュート=×
▼第2Q(出場4分40秒=シュート機会なし)
▼第3Q(出場5分2秒=6得点)
(4)7分31秒・右サイドからジャンプシュートを放つもグラントにブロックされる=×
(5)8分23秒・左ベースライン際でジャンプシュート=×
(6)9分54秒・右コーナーから3点シュート=〇(アシスト・スミス)
(7)11分0秒・左コーナーから3点シュート=〇(アシスト・キスパート)
▼第4Q(出場7分29秒=3得点)
(8)2分43秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・キスパート)
(9)3分24秒・左ローポストからインサイドを突いて左手でフックショット=×