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〝立浪竜では優遇措置なし〟中日・根尾、開幕スタメンに黄信号・・・
東スポWeb
二飛に倒れた中日・根尾(東スポWeb)
中日・根尾昂内野手(21)の「2年連続開幕スタメン入り」が、早くも正念場を迎えている。
昨季はオープン戦全13試合中、主に左翼で12試合にスタメン出場を果たすと、そのまま3年目で初めて開幕スタメンを勝ち取った。ところが、今季から立浪新政権の方針で外野1本で勝負をかけることになったが、2日のソフトバンク戦(ペイペイ)では6回から大島の代走で途中出場。これでオープン戦は3試合連続でスタメン落ちの憂き目にあっている。
今回の福岡遠征には不動の4番・ビシエドは同行しておらず、この日はドラフト2位・鵜飼航丞外野手(22=駒大)が4番に抜てきされ、打撃好調の阿部が初めて一塁でスタメン起用された。
この状況にチーム関係者は「正直、根尾の開幕スタメン入りはもう崖っぷちになっている。現状、立浪監督は右翼は岡林、左翼は鵜飼か阿部を起用しようとしていて、ここから根尾が挽回するには途中出場でも、とにかく打ちまくるしかない。立浪監督は石川(昂)と岡林に対しては我慢してでも、ずっと起用し続けようとしているが、根尾に関しては去年までの与田監督のような優遇する考えはなさそうだ」と指摘する。
昨季の根尾は72試合に出場しながら打率1割7分8厘、1本塁打、16打点と不本意な成績に終わった。圧巻のレーザービームを武器に外野守備や走塁では非凡な能力を持つが、打撃ではいまだ真価を発揮できていない。
沖縄春季キャンプでも立浪監督を筆頭に中村紀、森野両打撃コーチらが手の始動や下半身の意識づけをするため、はだしでのハンマー投げやゴムチューブなどいろいろな指導をしてきた。
根尾は「1か月間、ノーステップでやったり、チューブをつけたりしてやっていたが、最終クールくらいから何となくこういうことなのかというのは、ちょっとずつあった。その制限というか、それを極端にやっている時期はもっと気持ち良く打ちたいというのはあったが、より確率良く打つために2000本以上打っている選手だった方に聞いた話なので、自分ができていないから打てないんだろうなっていうのは…。でも毎日発見があって面白かった」と振り返る。
今回のキャンプで吸収した指導を根尾は首脳陣に結果で返すしかない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/51e2e92ec8d260b01fb1c18db052b69ffc317180