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メルセデスAMG・ルイス・ハミルトン、「偏見のない」スチュワード求める
発信地:バルセロナ/スペイン
https://www.afpbb.com/articles/-/3391582
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【2月24日 AFP】23日に行われたフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の2022年シーズン合同テスト初日に臨んだメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、より「偏見のない」スチュワードが必要だとコメントした。
ハミルトンは新シーズンを前に、何人かのスチュワードは特定のドライバーと親密になりすぎているとコメント。さらには女性のスチュワードもいてしかるべきだと付け加えた。
7度の年間優勝を誇るハミルトンは、昨年12月に行われた21F1最終第22戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2021)で、物議を醸した裁定の末にレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)に王座を奪われた。ハミルトンとメルセデスは、レッドブルが裁定に影響を与えたと主張していた。
結局レースディレクターを務めていたマイケル・マシ(Michael Masi)氏は解任され、同職は2人体制に変更された。
この変更が意思決定の改善につながるか問われたハミルトンは、「偏見のないスチュワードがいるかも確かめねばならない」とコメントした。
「レースドライバーの中には、特定の人と親友で一緒に旅行をするような人もいる」と述べたハミルトンは、F1には「先入観がなく、意思決定に際して非常に中心的な人々」が必要だと思うと続けた。
ハミルトンはまた、F1の多様性推進ためには女性のスチュワードがもっと増えるべきだとし、「二人のレースディレクターが男性と女性になれば素晴らしい」と続けた。
スペイン・バルセロナ(Barcelona)のカタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で行われた合同テスト初日では、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が最速ラップを記録。
記者会見を終えた37歳のハミルトンはメルセデスの新車「W13」で午後のテストに臨み、全体5番目となる1分20秒929をマークした。(c)AFP