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【見て見ぬふり】同僚をクレーンにつるし、左右に振る…普段から暴力
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- 2022/03/02 14:59
同僚をクレーンにつるし、左右に振る…普段から暴力「元請けにバレるとやばい」薩摩川内市
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同僚の男性をクレーンでつるし、その後、川に入るよう促したなどとして、傷害と暴行、強要の罪に問われた鹿児島県鹿屋市の建設作業員の男(43)の公判が鹿児島地裁(此上恭平裁判官)で開かれた。暴行罪の追起訴審理があり、起訴事実を認めた。
起訴状などによると、男は昨年8月5、6、19日、薩摩川内市内の資材置き場などで、同僚だった曽於市の建設作業員小森一郎さん(当時50歳)をトラックのクレーンでつるし、左右に振るなどの暴行を加えたとしている。
男は1月の初公判で、昨年10月、小森さんに川内川に入るよう強要したなどとする起訴事実についても認めている。小森さんは川に入った後、溺死した。
検察側が証拠として提出した別の作業員の供述調書が読み上げられ、普段から暴力を振るわれる小森さんを見て「周りの同僚も笑っていた」とし、けがをさせた際には「元請けにばれるとやばい」などと騒ぎになり、病院に連れて行っていたという。
【日時】2022年03月02日 14:12
【ソース】読売新聞