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「ウクライナは親露派住民を虐殺」“真偽不明”情報を流す鳩山元首相に批判続出
多数の死者、負傷者をだしながら続くロシアによるウクライナ侵攻。CNNによると2月27日までに判明しているウクライナ側の民間人の死者は352人で、少なくとも14人の子供が含まれるという。負傷者は1,684人で、うち116人が子供だ。
2月28日には、停戦に向けロシアとウクライナによる直接協議が開かれたものの、大きな進展はみられなかった。
そんななか、鳩山由紀夫首相(75)のツイートが物議をかもしている。
3月1日、自身のツイッターでロシアのウクライナ侵攻について投稿した鳩山氏。《私はあらゆる戦争を非難する。ロシアは一刻も早く停戦すべきだ。》と前置きをしたうえで以下のように綴った。
《同時にウクライナのゼレンスキー大統領は自国のドネツク、ルガンスクに住む親露派住民を「テロリストだから絶対に会わない」として虐殺までしてきたことを悔い改めるべきだ。なぜならそれがプーチンのウクライナ侵攻の一つの原因だから。》
各メディアによると、ロシアは2月16日に、グテーレス国連事務総長と安全保障理事会メンバーに対して「ウクライナ当局が住民を大量虐殺している」とする報告書を提出している。
しかし、この報告に対して、アメリカのブリンケン国務長官は「ロシアが侵攻に向けた口実づくりをしている」と批判。虐殺の事実があったかどうかは真偽不明のままである。
事実かどうかわからない情報を引き合いに出し、あたかもウクライナに非があるという言説を流布しようする鳩山氏。“元首相”の振る舞いにSNS上では批判が相次いでいる。
《いかにも短絡的な発言ではないのかな…もっと事実関係を精査なり根拠を持って発言すべきだと思う。》
《ウクライナが虐殺ってエビデンスあるんですかねそれ…》
《貴方の発言は「日本の元首相もロシアを擁護」として侵略の正当化に利用されるのですよ。》
《日本国内だけだったらまた鳩山が変なこと言ってら〜で済むけど、国際社会で元首相という肩書きがどれだけ強いかを考えたらとてもじゃないけど看過できないよ》