あわせて読みたい
待ってました!『ポケモン化石博物館』
ポケモン廃人が厳選した『最も強い化石ポケモンランキング』 – YouTube (出典 Youtube) |
「ポケモン化石博物館」って?
人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するふしぎな生き物「ポケモン」にはカセキから復元されるポケモン (以下「カセキポケモン」と呼ぶ) がいくつか知られています。
この展示は、「カセキポケモン」と私たちの世界で見つかる「化石・古生物」を見比べて、似ているところや異なっているところを発見し、古生物学について楽しく学んでいただくものです。
ポケモンの世界の「カセキ博士」とお手伝いの「発掘ピカチュウ」、私たちの世界の博士たちの案内で展示をめぐり、それぞれの世界の「かせき」をじっくり見比べてみましょう!
カセキメラって知ってた?
ソード・シールドで登場した4種類の化石ポケモンを指します。具体的にはパッチラゴン、パッチルドン、ウオノラゴン、ウオチルドンの4体。
体の断面が見えていたり、顔が上を向いていたりと明らかに異常な見た目をしているのが特徴です。
体のバランスも悪いことから「かわいそう」や「生命の冒涜」などと言われることもあります(管理人は好きですけどね)。
カセキメラの化石はカセキのトリ、カセキのサカナ、カセキのリュウ、カセキのクビナガの4種類となっており、そのうち2つを復元することで組み合わせに応じたポケモンを入手することができます。
なお復元は6ばんどうろにいるウカッツという女性にしてもらうことができます。
またカセキメラは「非いわタイプ」、「性別不明」、「たまごグループたまご未発見」など今までの化石ポケモンと比べてもかなり特殊な存在であることが分かります。
ちなみに冠の雪原の配信によって野生のカセキメラとかくれとくせいのカセキメラが入手できるようになりました。
カセキのトリ+カセキのリュウ=パッチラゴン
カセキのトリ+カセキのクビナガ=パッチルドン
カセキのサカナ+カセキのリュウ=ウオノラゴン
カセキのサカナ+カセキのクビナガ=ウオチルドン
【ポケモン考察】カセキメラは元々の姿なのか?それとも違うのか?
結論から言うとカセキメラは元々の姿なのか違うのか、分かっていません。分かっているのはどの組み合わせでも復元できるということくらいです。
個人的には元々の姿ではないと思います。デザインがおかしいのは勿論ですが、それ以外にもいろいろな理由があります(後で解説します)。
ここからは違うと思う理由について解説していきたいと思います。
🤔カセキメラは元々の姿ではないと考える理由
まずカセキメラと化石の説明文が矛盾していることを紹介します。
それぞれの化石の説明文は以下の通りとなっています。
★カセキのトリ
おおむかし そらを とんでいた こだい ポケモンの カセキのいちぶ。 どんな すがた だったのかは なぞ。
★カセキのサカナ
おおむかし うみに すんでいた こだい ポケモンの カセキのいちぶ。以下同文
★カセキのリュウ
おおむかし りくに すんでいた こだい ポケモンの カセキのいちぶ。以下同文
★カセキのクビナガ
おおむかし うみに すんでいた こだい ポケモンの カセキのいちぶ。以下同文
カセキのトリから復元できるパッチラゴンとパッチルドンは共に二足歩行で、空を飛ぶことはありません。ですがカセキのトリの説明文には空を飛んでいたと書かれています。この時点で既に矛盾してますよね。
続いてカセキのサカナについてですが、説明文に海に住んでいた古代ポケモンの一部と書かれています。なのにこれで復元できるウオノラゴンは陸上に生息しており、おまけに脚力が発達しています。もう海と何の関係もありません。
なおウオノラゴンは水中でしか呼吸ができない(たぶんエラ呼吸)と図鑑説明文に書かれていますが、連れ歩きで試したところ海に入ることすらできませんでした。これは元々海に生息していたサカナ部分を無理やりリュウ部分と繋げたからだと思われます。
そうなるとカセキのサカナとカセキのクビナガで復元できるウオチルドンは唯一つじつまが合っていますね。化石は2つとも海に住んでいた古代ポケモンの一部で、海で連れ歩くこともできます。
パッチラゴン、パッチルドン、ウオノラゴンが違い、ウオチルドンだけ元々の姿かもしれません。またウオノラゴンの図鑑説明文がめちゃくちゃ不自然になっています。その説明文がこちらです。↓
ウオノラゴン「じそく60キロを こえる じまんの きゃくりょくで はしれるが すいちゅうでしか こきゅうできない。」シールド
60kmで走れるが、水中でしか呼吸できない…。は?w じゃあ走っている間はどうやって呼吸しているんでしょうか。明らかに日本語がおかしい(ディスってません)ですよね。
他にもパッチルドンは下半身が寒すぎて常に鼻水を垂らしており、ウオチルドンは顔が上に向いています。この姿が生まれつきだったとしても、生きやすいように進化していくはずですよね。
以上の理由からカセキメラは元々の姿ではないと思います。残酷ですが無理やりくっつけられたということですね。