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阪神佐藤輝明10打席連続空振りなし「打ちにいって見逃すことができた」藤井康コーチの指導効果
<オープン戦:中日2-1阪神>◇26日◇アグレスタジアム北谷
阪神佐藤輝明が、実戦10打席連続で空振りなしを続けている。
オープン戦初戦の中日戦は「4番右翼」で出場。6回に田島の高め直球を捉え、一、二塁間を破る右前打とした。9回には清水の初球をたたきつけ、遊撃内野安打で4打数2安打。「しっかり打ちにいってボール球を見逃すことができた」。実戦8試合で打率4割6分4厘と高い数字をキープしている。
20日中日戦の第1打席で空振り三振したのを最後に、これで10打席、28球空振りがない。「特に意識はしていないが、しっかりコンタクトできている」。1年目の昨季は173三振。シーズン歴代6位タイ、球団ワーストを更新した。三振を恐れずスイングする攻めの姿は変わらないが、新任の藤井康巡回打撃コーチの指導で、ミート率がアップ。打ちに出てボール球を見極めることもできている。
27日のヤクルト戦は、昨季7打数無安打、3三振ですべて空振り三振を奪われた奥川が先発する。「変わらずしっかりやっていることを出せたら」。矢野監督が大山と4番を争わせる中で、佐藤輝が大きく進化し始めている。【石橋隆雄】
◆佐藤輝の連続空振りなし◆
▼2月20日 中日戦
第1打席 投手岡野
<1>ボール
<2>ボール
<3>ボール
<4>見逃し
<5>見逃し
<6>空振り三振
第2打席 投手鈴木
<1>ボール
<2>一ゴロ
第3打席 投手大嶺
<1>中前安打
第4打席 投手藤嶋
<1>ボール
<2>ボール
<3>中二塁打
▼2月24日 紅白戦
第1打席 投手小野
<1>ボール
<2>ストライク
<3>遊ゴロ
第2打席 投手浜地
<1>ボール
<2>ボール
<3>右前安打
第3打席 投手湯浅
<1>ボール
<2>ファウル
<3>見逃し
<4>ファウル
<5>ボール
<6>ファウル
<7>右越え本塁打
▼2月26日 中日戦
第1打席 投手大野雄※
<1>見逃し
<2>ボール
<3>ファウル
<4>三邪飛
第2打席 投手岡田※
<1>中飛
第3打席 投手田島
<1>ボール
<2>ボール
<3>右前安打
第4打席 投手清水
<1>遊撃内野安打
【注】※=左投手