【ソウルフード】『明石市の明石焼き』

【ソウルフード】『明石市の明石焼き』

【ソウルフード】『明石市の明石焼き』

(明石市) – 明石焼きとも呼ばれる兵庫県明石市の郷土料理。 だし巻き卵 – だしをたっぷりと含ませた関西風の厚焼き卵。 伊達巻 – 「寿司屋の薄焼き卵」をロール状に巻いたような食品。 巻き寿司 – 太巻き寿司の具として使用される。 ポーク玉子 – 沖縄の「玉子焼き」は基本的に味付けなしの薄焼き卵である。
8キロバイト (1,171 語) – 2021年10月31日 (日) 11:17
◆明石焼き

ふわふわとろとろの正体の食材
明石が誇るB級グルメの「明石焼き」。

「たこ焼き」との違いがわからないなんて思っていませんか? 

たこ焼きとは全く違うもので、その大きな違いは生地。

たこ焼きはの生地のメインは小麦粉ですが、明石焼きは卵なんです。

卵をふんだんに使っているので、地元では「玉子焼き」とも呼ばれています。

明石焼き(玉子焼き)は、卵たっぷりの生地のふわとろでやさしい味わいが口いっぱいに広がります。

また、明石焼きはとてもやわらかいので、たこ焼きと同じように焼いても半球形になります。

そして具材にタコや天かすなどを入れるたこ焼きに対して、明石焼きの具材はタコだけ。

たこ焼きのようにソースやマヨネーズなどは一切つけず、だし汁に浸して食べるのも特徴です。

◆明石焼きの秘密

明石焼きの生地には、メインの卵、そして小麦粉のほかに「じん粉」が使われています。

「じん粉」とは、小麦粉からたんぱく質成分を除き、でんぷん質のみを取り出して精製した粉です。この「じん粉」を使っているので、加熱しても硬くならず、ふんわりプルプルな食感が楽しめるのです。

そして、明石焼きを焼くのに欠かせないのが銅鍋。形はたこ焼き器と似ていますが、ふんわり柔らかに仕上げるために、熱伝導の良い銅鍋を使います。

その銅鍋も丸いくぼみが全て均一の厚みでないと、ムラなくきれいに焼くことができません。

そのために、なんと明石には全国でも珍しい手打ちの銅鍋を作る職人さんがいるんです。

機械では作ることができない、均一な厚みのくぼみがある銅鍋を手作業で作っています。一つ一つ丁寧に作られた銅鍋はお店・ご家庭で愛用されています。

◆明石焼きの歴史

江戸時代の末期頃から明治にかけて、明石の重要な産業の一つとして「明石玉」が作られていました。

「明石玉」とは、原料は卵の白身を接着剤として、硝石などを固めて作られた模造サンゴの一種で、かんざしや首飾りの装飾品として使われていました。

明石焼き(玉子焼)の起源は諸説あるのですが、当時、大変人気があった「明石玉」を作る過程で大量に余った卵の黄身と小麦粉に、さらに明石でたくさん獲れるタコを入れて作られたものが、明石焼き(玉子焼き)のはじまりと言われています。

♦明石焼きの店での食べ方
明石焼きの定番でもある板に乗せて出された明石焼きを5通りの味わい方で頂きます。
1.そのまま、2.塩を付ける、3.ダシに浸す、4.ソースを付ける、5.ソース&ダシでしめると楽しめます!
食べ方自由自在!
他にも美味しく頂く方法はありますか?

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