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『相棒』鑑識・米沢守、4年4ヵ月ぶりに登場 右京&亘コンビの最終章を見届ける
俳優の水谷豊が主演する人気シリーズ最新作『相棒 season20』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)の第17話(3月2日放送)に、シリーズ初期からレギュラーメンバーとして登場していた、六角精児ふんする名物キャラ、鑑識の米沢守が再登場することがわかった。4年4ヵ月ぶりの登場となる六角は、今回の設定に「こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました」とコメントを寄せた。
【写真】鑑識・米沢守が再び登場 『相棒 season20』第17話場面写真
2000年に『土曜ワイド劇場』の一作として誕生し、国民的人気ドラマへと成長してきた『相棒』。20周年を迎えた節目の前作『season19』も、全20話平均視聴率で個人8.4%、世帯15.0%を獲得した。記念すべき『season20』では、水谷と反町隆史演じる杉下右京&冠城亘のコンビが7シーズン目に突入したが、先日ついに反町が卒業を発表。3月の旅立ちの時に向けカウントダウンが始まっている。
そんな中、3月2日放送の第17話で久しぶりに再登場するのが、シリーズの名物キャラ・米沢守。今回米沢は、右京と亘の《最終章》を見届けるかのように特命係とタッグを組んで捜査に乗り出す。
六角演じる米沢は、シリーズ初期から『season14』までレギュラーメンバーとして登場していた『相棒』の名物キャラ。警視庁鑑識課員だった米沢は、『season14』最終話(2016年3月16日放送)で警察学校の教官職へと異動。レギュラーを離れてからも、『season15』第13、14話(2017年2月1日、8日放送)、『season16』第5話(2017年11月15日放送)でゲスト出演を果たしており、今回は4年4ヵ月ぶり、3度目の復活となる。
第17話では、米沢が線路脇で男性の遺体を発見したところから物語がスタート。もともと右京のことを敬愛していた米沢は、すぐさま特命係に連絡。右京たちが捜査をはじめたところ、廃線寸前のローカル鉄道が事件に深くからんでいることがわかり…。
米沢は右京とともに廃線問題で揺れる被害者の地元の町に赴き、聞き込みにも尽力。これまで落語やギターなど多趣味の男として描かれてきた米沢だが、今回の物語では鉄道好きとしての一面が大きくクローズアップされていく。そしてなんと米沢が、右京と亘の憩いの場“こてまり”に初来店。懐かしの“あのユニフォーム”に袖を通す、ファンにはたまらないシーンも登場する。
節目のシーズンにゲスト出演のオファーを受けた六角は、「久しぶりなので“うわ~うれしい”というより、“大丈夫か?俺”という緊張を予感する気持ちの方が強かったですね」と心境を告白。ローカル鉄道が色濃くからんだストーリーが展開していくのだが、米沢同様、六角自身も鉄道ファンとして知られており、「おそらく僕のためにこの脚本を作ってくれたのだと、こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました」と、スタッフの愛情をひしひしと実感した様子。感謝の思いを演技に込めたことを明かした。
さらに「水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そしてしっかりと僕を『相棒』の世界に引き入れてくれました」と、2人にも感謝した六角。「久しぶりの米沢登場を皆様に楽しんでいただけたら幸いです」と『相棒』ファンへもメッセージを寄せた。