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【ゴタゴタ続きだった北京五輪に独メディアが指摘! 】「特にタカナシは気の毒」スキージャンプ失格騒動は「史上類を見ない茶番劇」
「特にタカナシは気の毒」ゴタゴタ続きだった北京五輪に独メディアが指摘! スキージャンプ失格騒動は「史上類を見ない茶番劇」
(出典:THE DIGEST) |
2月20日に幕を閉じた北京五輪。17日間で感動的なドラマが幾つも生まれた一方、世界的に物議を醸すようなトラブルが相次いで起こった大会でもあった。
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閉幕から一夜明けた21日、ドイツメディア『sport1』は、そのゴタゴタに関する特集を掲載。まず「開幕前から批判はすさまじかった」として、ウイグルを中心とした人権問題、昨年11月に噴出した女子テニスのペン・シューアイ騒動などを挙げ、「中国は大きな逆風にさらされていた」と振り返っている。
さらに同メディアが指摘するとおり、「開幕後もネガティブな見出しは止まらなかった」。新型コロナウイルス陽性の選手が指定される検疫ホテルでの劣悪な環境、女子フィギュアスケートのカミラ・ワリエワ(ロシアオリンピック委員会=ROC)を巡るドーピング問題などだ。
なかでも日本にとって衝撃的だったのは、スキージャンプ混合団体で起きた失格騒動だろう。ここでは、高梨沙羅(クラレ)を含む女子5選手が「スーツ規定違反」という理由で失格となり、オーストリア、ドイツ、ノルウェーといった強豪が次々と表彰台からこぼれ落ちていった。
新種目で起こったこのハプニングについて、「五輪史上類を見ない茶番劇に発展してしまった」と言及した同メディア。「混乱は男子ジャンプでも続き、敗者ばかりが目立つ結果になった」としたうえで、「特に日本のサラ・タカナシは気の毒だった」と同情を寄せている。
今大会では、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを手にした、平野歩夢(TOKIOインカラミ)への不可解採点でも論争が巻き起こった。4年に1度の大舞台へ努力を重ねてきた選手ためにも、まずは浮き彫りとなったこれらの課題をひとつずつクリアしていく必要がある。
2/23(水) 5:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ec67baf4cfd635106cf4dbc9586839eff652649
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