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カーリング女子日本代表ロコ・ソラーレの藤沢五月&吉田知那美、実は酒豪!
18日に行われたスイスとの準決勝。中継を深夜まで見守った「カフェしゃべりたい」の店主・宇佐美美保子さんは「銀メダル以上が確定した夜は興奮して眠れませんでしたよ!」と地元の“娘たち”の活躍を喜んだ。
同店はメンバーの吉田知那美(30)が高校時代にアルバイトしていた店。幼少期から両親や妹の夕梨花とともに来店していて、元々なじみがあった。宇佐美さんは「活発で気遣いのできる子」と知那美の印象を語る。アルバイトを辞めた後もたびたび来店。洗った皿がたまっていると、自ら布巾を持って拭き、他の客の空いた皿の片付けも手伝ったという。
昨年9月、北海道銀行を相手に2連敗の崖っ縁から逆転の3連勝で五輪切符をつかんだ日本代表決定戦の後にも来店。いつものブラックコーヒーを頼んだが、「つらかった」と漏らしたという。
母の日にふらりと現れた時は、宇佐美さんにカーネーションを渡し、海外遠征に行けば革のバッグをプレゼントしたという知那美。宇佐美さんは「もうメダルの種類とか関係なく、楽しんで、満足のできる試合ができればそれで十分。また落ち着いたらコーヒーでも飲みにおいで」とエールを送った。
8年ほど前からロコ・ソラーレのメンバーが通い続けている「松寿し」の店主・渡辺大棋さんは、「常にみんなでわいわいって感じですよ」と話す。試合の前後に来店し、決まって食べるのは「もつ鍋」。本人たちも「勝負飯」と言うようになった。
渡辺さんによると、メンバーは日本酒やワインを好み、特に知那美と藤沢五月(30)が「酒豪」だという。「知那美ちゃんの誕生日には4人くらいで飲んで4升くらい空けましたね」
メンバーは平昌五輪の後も銅メダルを見せに訪れた。「結果は後からついてくると思う。もう決勝ですから。実力を出し切ってくれればいい」。渡辺さんは帰国後にまたメダルを持って来店する日を楽しみにしている。(瀬戸 花音)
◆北海道北見市常呂町 2006年3月5日に常呂町が北見市、端野町、留辺蘂(るべしべ)町と合併し、現北見市となる。ホタテが名産で冬は氷点下10度を下回る。人口約3500人ながら専用競技場を備える「カーリングの町」。五輪3大会に出場し、映画「シムソンズ」のモデルにもなった船山弓枝(旧姓・林)さんら数多くの選手を輩出。吉田知那美、夕梨花姉妹と鈴木夕湖は常呂町出身。鈴木のはとこの藤沢五月は合併前の北見市出身。
スポーツ報知 2/20(日) 8:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e0e7f21443a612fdab23fb7e0fc478e81f42ba