阪神・矢野監督は左足捻挫のアルカンタラについて「うーん。１、２週間はかかるんちゃうかな」

阪神春季キャンプ（２１日、沖縄・宜野座）阪神・矢野耀大監督（５３）は１７日の練習で左足関節を捻挫したラウル・アルカンタラ投手（２９）について言及した。主な一問一答は以下の通り。

ーー若手選手の２月中のアピール機会は少なくなってくる

「レギュラー陣の打席も増えてくるし、控えのメンバーは少なくなるんで。ここからは、そういうふうになっていく」

ーー小幡のロングティーで指導も

「アイツもちょっと腰の状態とかがあったから、数的には少なかったように思ったので。まだまだ守備もうまくなってもらわないと困るけど、打てるというのも大事な部分なので」

ーーキャンプ来てからの変化は？

「それがあまりできていなかったから。今のところ、そんな大きな変化というのはないけど」

ーー二遊間の競争という意味で期待が高い

「俺の立場ではみんなに期待している。聖也も結果は出ていないけど、打撃練習の内容もいい。守備の安定感はアイツにはある。健斗も来週ぐらいから試合に出ようかなという感じにはなってきている。拓夢はもうちょっと時間がかかると思う。『コイツでいくんだ』というものを見せてくれたら、それでいく」

ーーアルカンタラが松葉づえ。会話は

「いやしてない今日は」

ーー状態は

「うーん。１、２週間はかかるんちゃうかな。そこから動きだしやからね。復帰までにはもうちょっとかかるだろうから」

ーー北京五輪で印象に残ったシーン

「コロナ禍で非常に難しい状況だったと思うけど。無事に終わってひとまず、よかったかどうかは分からんけど…。高木（美）さんやったっけ？　あれだけの種目に出て最後に金を取るのは、やっぱりすごいことやし。ロシアのコーチが言われているのも、微妙なとこやと思うけどね。批判するのは簡単やけど、どっちの思いもあると思うけどね。言うのは簡単やけどね」