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韓国で「ワクチン接種者の血を輸血すると危険」デマ飛び交い、未接種者の血液が違法取引される
「未接種者の血液400万ウォンで売ります」 輸血用血液不足が続く韓国、一部で違法取引も
「ワクチン接種者の血は危険」デマ飛び交い「売血」直取引も
(略)
献血が減っているため、一部では違法な血液取引も出始めている。現行法上、血液を売買することは違法だが、指定献血制度を悪用する事例もある。
最近では特に「ワクチン接種者たちの血が原因で病気になる可能性がある」などのデマが広がり、「ワクチン未接種者の血液」を売るという人々もいる。
事実、インターネット上のあるコミュニティーサイトに今月初め、「未接種者の血液がすぐに必要です」という文が掲載されると、「血を売ります」として連絡先・血液型・ワクチン接種の有無などを書いた返信が多数寄せられたという。
この中の1人は本紙の電話取材に対して、「未接種者血液ブローカー」を自称し、「違法であることは知っているが、とにかく人助けはするべきではないか」
「400万-500万ウォン(約38万-48万円)払えば京畿道に住む32歳の女性の血液を(指定献血方式で)提供できる」と言った。
専門家らは、ワクチン接種と献血に関するデマで献血がさらに減るのではと懸念している。
京畿道高陽市にある一山白病院のオム・テヒョン教授は「献血を通じて新型コロナが感染するわけではない。『接種者の血は血液がんなどの病気を誘発する』という話も、全く因果関係がない」と言った。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/19/2022021980024.html