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北京五輪フィギュア・ペアフリー りくりゅう、7位入賞!ペア日本勢初の入賞 自己ベスト更新の会心演技に木原は号泣
スポニチアネックス
<北京五輪 フィギュア>ペア・フリー、得点を確認し喜ぶ三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
◇北京冬季五輪第16日・フィギュアスケート ペアフリー(2022年2月19日 首都体育館)
北京五輪フィギュアスケートペアでSP8位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が19日、フリーで自己ベストの141・04点、合計も自己ベストの211・89点をマーク。SPから順位を1つ上げて7位となり、五輪の日本勢ペア初の入賞を果たした。
“りくりゅう”の愛称で知られる2人は結成3年目。団体戦フリーで自己ベストの139・60点で2位に入り、銅メダル獲得に貢献。SP8位で、木原は3度目の五輪で初のフリーに進み、「ウーマン」の曲に乗って冒頭のトリプルツイストから、課題だった3回転―2回転―2回転のトーループを着氷すると息の合った演技を展開。フィニッシュを決めると氷上に両膝をつき、力強く抱き合い、木原は涙を押さえることができなかった。
これまで五輪の日本勢最高は92年アルベールビルの井上怜奈、小山朋昭組の14位。3度目の出場となる木原は「結果を出し続けることが日本のペアの未来につながると信じている」と語っていたが、この大舞台で2度自己ベストを更新、見事に7位に入った。
◇木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日生まれ、愛知県出身の29歳。4歳でスケートを始める。シングルで11年世界ジュニア選手権出場。ペア転向後は高橋成美と14年ソチ、須崎海羽と18年平昌両五輪出場。三浦とは昨季の世界選手権10位、今季のGPスケートアメリカ準優勝。1メートル74。
◇三浦 璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日生まれ、兵庫県出身の20歳。5歳の時にディズニーアニメをきっかけにスケートを始める。ペア転向後は市橋翔哉と17〜19年世界ジュニア選手権出場。空手経験があり、得意技は「回し蹴り」。1メートル45。
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