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カーリング女子・日本代表と同じ5勝4敗で敗退 カナダ選手は恨み節「DSCで決めるべきじゃない」
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今大会は1次リーグ(L)で3チーム以上が並んだ場合、当該チームの対戦成績で順位を決定する。日本は英国、カナダと並んだが、いずれも1勝1敗。ここで決着はつかず、DSCに委ねられた。
1次Lは、試合前に両チームから選ばれた2選手が時計回りと反時計回りに1回ずつ回転をかけて投球するラストストーンドロー(LSD)を行う。2投のハウス中心からの合計距離が短い方が第1エンドの先攻、後攻の選択権を獲得。9試合のLSD値から、遠い順に2つの値を除いた上で算出する平均距離がDSCだ。
この日カナダはデンマークを10-4で下したが、DSCによって敗退。カナダ紙「ナショナル・ポスト」は「カナダは日本と英国と5勝4敗で並んだが、DSCで出場全10チーム中最下位だったため敗退した。3か国の直接対決は全て1勝1敗だった」と報じ、こう説明した。
「カナダの大会では、プレーオフ進出を決めるために、いまだタイブレーカーが用いられている。しかし、世界カーリング連盟主催大会は違う。多くのカナダ選手はタイブレーカーを希望している。ここ北京で起きたことの後では特にだろう」
ソチ五輪金メンバーのレジェンド「カーリングをとても愛しているからこそ…」
男女通じて五輪でメダルを量産してきたカーリング大国だが、国内大会とはルールが違うという。記事によると、14年ソチ五輪金メダルメンバーで、今大会にも出場している47歳のジェニファー・ジョーンズは「これがプレーオフ進出チームを決める方法であるべきではない」とコメント。恨み節をこう口にしているという。
「私はずっと言ってきた。起こってしまったのが本当に残念。でも、最初から自分たちがどの位置にいるのか分かっていた」「私たちは今年本当によくやっていたから残念。私たちのタイブレーカーをやればいい。私たちがいつもやっているように」
08年と18年の世界選手権でも優勝しているカーリング界のレジェンド。競技を愛しているからこそ、意見を述べたようだ。
「両方の立場からルールについて見ている。カーリングをとっても愛しているから競技が成長してほしい。世界中に広まってほしいし、テレビも放送してほしい。でも、それによって私たちの競技を失う可能性もある。そこにはバランスがあって、私たちはそのラインを超えようとしていると思う」
日本は2戦目にカナダを8-5で下していた。準決勝は18日に行われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0556dcfd6039fff8e228490028cb02abbcdb62c1