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感染予防に効果的なマスクはどれ?つけない方がマシなものも 米大学が実験 – 知ると得する栄養雑学・豆知識:アスレシピ https://ift.tt/sDMbCBz |
♦因みに、N95マスク(Particulate Respirator Type N95)とは、アメリカ合衆国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子用マスクのこと。
N95 規格は、NIOSHが定めた9種類の基準の中で最も低いもので、「N」は耐油性が無いことを表し(Not resistant to oil)、「95」は試験粒子を 95% 以上捕集できることを表している。
🤔N95とはフィルター自体の性能を示すもので、装着後のマスクと顔との密着性は保証していない。
👉市販されているN95マスクの多くは密着性を高めるためカップ型となっており、ズレにくくするため2本のゴム紐で固定するタイプもある。
ただし使用にあたっては、正しい装着を実施する必要があり、サイズの確認のため、最低年1回のフィットテストが必要で、息の漏れが無いかを確認するシールチェックは、マスク着用の度に行う。
2020年の新型コロナ大流行時に、日本でN95マスクが不足した。
このとき、余儀なく1枚を複数回再使用させられた医療従事者は多い。しかし実験で、ウイルス通過率が新品では1%であったところアルコール消毒後は35%も通過するほど劣化したという。
新品のサージカルマスクは4%しか通過しないという同じ実験の値と比べると驚くほどの劣化であった。
アルコール消毒は、アルコール分または水分が繊維が帯びた電気を失わせてしまうと考えられるので、N95マスクに対しては禁忌とすべきである。
上記発明者の蔡秉燚は2020年の米国で同じ問題に取り組んで試行錯誤の結果、7枚のN95マスクを入手して毎日交換して順繰りに再使用する方法なら、ウイルスは一週間以内に不活化しているので良いだろう、ということを見出した。