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坂本花織の演技を歴代名スケーターが絶賛!ロシアメディアも「日本人が勝つべきと世界が憤慨」
東スポWeb
会心の演技を見せた坂本(東スポWeb)
フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で首位発進したロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)に厳しい声が相次ぐなか、3位につけた坂本花織(シスメックス)の演技を世界の元選手らが絶賛。ロシアでは「坂本が勝つべきだったと世界が憤慨している」という報道も飛び出した。
ドーピング違反が発覚しながら、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から大会出場継続が認められたワリエワ。この日は冒頭のトリプルアクセルが乱れたものの、82・16点の高得点をマークし、首位発進。坂本は最終滑走の重圧にも負けず、完璧な演技で79・84で3位に入り、ロシア3強の一角を崩した。
坂本の滑りを、世界の名スケーターが絶賛。ワリエワ問題を猛批判している米国の元フィギュアスケーター、アシュリー・ワクナー氏は「坂本花織、SPの最後に私を喜ばせてくれてありがとう」とツイート。同じく、米国代表マライア・ベルのコーチで、元米国代表のアダム・リッポン氏は「日本の女子たちが今夜は最高でした。スケーティングの質、曲の解釈、感情。暗雲が立ち込めるイベントの中で、光となってくれたことに感謝します」と記した。
さらに元フィンランド代表のキーラ・コルピ氏は「ワカバとカオリが、私にとって間違いなくショートプログラムのキングでした。力強く、柔らかく、成熟した、そしてCLEAN(クリーン)なスケーティングに、心がほっこりしました。これらの素晴らしいパフォーマンスを祝福します」とツイート。
あえてドーピングの話題では〝潔白〟の意味もあるクリーンの文字を大文字で強調し、絶賛投稿した。
ワリエワの母国・ロシアでもこれらの声に注目。ロシア「チャンピオナット」は、選手や海外の専門記者たちからドーピング陽性のワリエワが出場すべきではなかったとの指摘が相次いでいることも加え、「世界がワリエワに激怒。日本人が勝つべきだったと主張している」と、この現象を伝えた。
世界中がフリーでの坂本の演技に注目している。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ad1f43f79b4def88a9fce1b4a09425daddb442be