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(出典:音楽ナタリー) |
【メディアインサイド】 「テレビ離れ」が指摘されて久しい。近年は若年層を中心に、テレビ受信機そのものを持たない人が増えている。NHKは4月以降、そうした人らに対して番組や情報をインターネットで配信し、どう受け止められるかを調査する。受信料に支えられるNHKにとって、テレビを持たない人の増加は将来の経営危機に直結する。実証実験は「ネット受信料」導入への布石との指摘も上がるが、課題は多い。
【グラフで見る】「テレビに親近感を持つ人」は若い世代ほど低い
■見られ方が多様化
「紅白が紅白でなくなった日」(スポーツニッポン)、「紅白衝撃最低」(東京中日スポーツ)-。
1月3日のスポーツ紙各紙に大きく躍ったのは、昨年大みそかに放送された「第72回NHK紅白歌合戦」第2部の平均世帯視聴率が34・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことを伝える見出しだ。過去最低だった令和元年の37・3%を下回り、史上最低となった。
もっとも、NHKはこの数字を悲観しているわけではない。番組をネット配信する「NHKプラス」では、1月7日までの配信期間中に、過去最高だった昨年の東京五輪開会式を上回る68万人が紅白を見ていたためだ。正籬(まさがき)聡放送総局長は「見られ方が多様化し、リアルタイムでテレビを見るのではなく、(スマホやパソコンなど)いろんな端末で広がっている。一定の存在感は示すことができた」と振り返った。
ただ、NHK放送文化研究所が2年11月に行った世論調査では、テレビに親近感を持つ人は若い世代ほど低い。
若年層からは「テレビは持っていない。好きな俳優が出るDVDをパソコンで見られれば十分」(20代女性)、「15年以上使っている今のテレビが壊れたら次は買わない」(30代女性)との声もあがる。テレビを持たない人は今後も増えることがうかがわれる。
では、ネットの番組配信を加速させればよいかというと、話はそう単純ではない。民放の見逃しサイト「TVer(ティーバー)」は会員登録や利用料が不要だが、「NHKプラス」の利用はNHKの受信契約者に限られる。テレビを持っていない人や未契約者は、ネットでもNHKの番組に触れることができないのだ。
産経新聞 2/14(月) 7:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/18772ec6ce66b9ac1dda92adf2f6a3858cf5fb72