ワリエワから禁止薬物検出も… アンチドーピング専門家が解説、ロシア選手が「完全追放」されない理由

ワリエワから禁止薬物検出も… アンチドーピング専門家が解説、ロシア選手が「完全追放」されない理由

ワリエワから禁止薬物検出も… アンチドーピング専門家が解説、ロシア選手が「完全追放」されない理由

1: 名無しさん@恐縮です 2022/02/14(月) 07:01:41.34 ID:CAP_USER9
2/14(月) 5:15配信
東スポWeb

ワリエワは「被害者」なのか…(ロイター)

 フィギュアスケート団体で金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)女子代表のカミラ・ワリエワ(15)のドーピング疑惑を発端に、ロシアが逆風にさらされている。国際オリンピック委員会(IOC)の重鎮からは〝前科〟があるロシアへの制裁強化の声が上がる一方で、実際に同国の選手が五輪の舞台から締め出される可能性は低いという。〝問題児〟ロシアを巡る複雑な事情をアンチドーピングの専門家に聞いた。

 ワリエワは昨年12月25日に採取された検体から、禁止薬物トリメタジジンが検出。この事実が明るみに出たのが、フィギュア団体でROCが金メダルを獲得した翌日(8日)だった。ロシア反ドーピング機関(RUSADA)はワリエワに暫定資格停止処分を課したものの、本人の申し立てを受けて処分を解除。一連の措置を数日間で完了したため「もみ消し」「隠蔽」の臆測を呼び、同国に対する疑念を強めることとなった。

 IOC最古参委員のディック・パウンド氏はカナダ公共放送局「CBC」の電話取材に応じ「ロシアには問題がある。これが収拾できるようになるまで1、2大会、あるいは3大会はタイムアウト(離脱)の措置を取るべきだ」と同国全体への不信感を募らせた。

 そのロシアの現状について、各国のドーピング事情に詳しい日本アンチドーピング機構規律パネル委員長の早川吉尚氏は「ロシアは過去に分析機関が尿の検体の中身を入れ替えるなど悪質な不正を行っていた。その後も状況を改善したと主張する際にデータの改ざんを行い、ますまず国としての信用を落として今年12月まで制裁が続いている状況です」と説明。仮に今後も改善されなければどうなるのか。

「すでに閉ざされていた五輪出場の道はさらに厳しくなるでしょう。(今後も)五輪で国旗が使われず、国名も名乗れず、国歌も流れない制裁が続く可能性があります」(早川氏)。ただ、なにかと疑惑がつきまとうロシア選手を完全に〝追放〟することは事実上、不可能だという。

 実際に今大会は各選手が「ROC」、前回の平昌五輪では「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場。国名を名乗れないとはいえ、不正を働いた国が団体戦を組める状況には批判もある。これについて早川氏は「制裁はあくまでロシアという国に対するもの。国に〝お灸〟を据えることと選手個人は別の話」と大原則を掲げる。

「五輪は人類の平和のためにスポーツで競い合うのが目的。その意味において、まっとうな選手の権利を奪い、道を閉ざすことはオリンピック精神に反するという考え方です」(早川氏)

 過去にはロシア国内の分析機関が信用に足らず、潔白が証明できた選手だけ国際大会に出場可能となっていた。今後も同様の措置となる見通しで、早川氏は「選手個々がクリーンであることを証明するハードルは確実に上がると思います」との見解を示した。

 ロシア選手の大半がクリーンであるにせよ、国全体で本気で不正撲滅に取り組まない限りは今後も疑いの目が向けられることになりそうだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/2a94635e3fffb87bfce58bd95acfdf201f7391df



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