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【募集工です】韓国KBS:136人の朝鮮人が水没した海底炭鉱・・・追悼碑には『強制連行』が鮮明に
https://youtu.be/S6nXcn2Z47Y
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<アンカー>
80年前、日本の海底炭鉱で強制労働をしていた136人の朝鮮人が、水没事故で亡くなりました。
現地では今日(12日)、これらの鎮魂をする行事が行われました。
軍艦島と佐渡鉱山での歴史を消そうと試みる日本政府。だがしかし、このような朝鮮人強制労働の現場は日本の各所に存在しています。
パク・ウォンギ特派員の報道です。
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<レポート>
海に向け、100本以上のろうそくが置かれました。
市民たちは、切ない思いを込めて花を海に送ります。
80年前、海底炭鉱で労役中に水没事故で亡くなった180人余りの魂を慰めるためです。
このうち136人は、強制徴用などで送還された朝鮮人でした。
<イノウエ(元朝鮮人の便紙(手紙)朗読=市民団体代表)>
「海の下に坑道が通っていて、海の上を通る漁船のトントンという音も聞こえてくるほどの、とても危険な場所です」
沖合には、海底炭鉱の排水・排気口として使用されたコンクリートの円柱2本だけが、この場所が悲劇の現場であることを黙々と伝えています。
炭鉱の近くに行ってみました。
朝鮮人労働者が収容されていた合宿所がありました。
管理や保存の手がなくなって凶物になってから久しいです。
<ソ・ヂョンギル(80歳=現地居住の僑胞)>
「(以前、入った時)壁に “オモニ(母さん)に会いたい” 、 “お腹が空いた” と(朝鮮人労働者によって)ハングルで書かれていました」
過酷な労働と疾病で多くの労働者が亡くなっていた当時、すぐその脇に火葬場があったというのが現地の証言です。
<ソ・ヂョンギル>
「火葬場?ここ、ここ、ここ」
さらに回ってみると、底炭鉱から掘り出した石炭を運ぶ施設の跡、そして炭鉱の入口であると推定される場所もあります。
それでも記憶を保存できたのは、現地市民の努力のあかげでした。
日本全国の募金によって設けられた追悼広場には、事故から80年を迎えて遺骨の収拾と真相究明を求める100人以上が集まりました。
歴史を消そうと試みる日本政府とは異なり、追悼費には『強制連行・韓国・朝鮮人』という文字が鮮明です。
<シナガワ・ユリア(17歳)>
「被害者の人たちを忘れないためにも、私はこの事件が深く、広く伝わってほしいと思っています」
歴史において光と影を謙虚に受け入れるべきだということを、日本政府よりもこれらが先に示しています。
山口県 宇部市からKBSニュース、パク・ウォンギでした。