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平野歩夢、超高難度技の完成度が高かったのは「1日50本、60本とやってきた…練習のおかげ」
――金メダルの率直な感想は
「このタイトルはずっと狙っていた。4歳から始めて、ずっと小さい頃の夢を追いかけてやってきた。その夢が一つかなった。納得いく滑りができたので満足している」
――2本目でトップに立ったかと思ったが、2位にとどまったときの心境は
「難易度の高い回転を3つ入れてのルーティンを2本目はしていたので、やっぱりおかしいなとは思ったし、いらいらした。その怒りが切れないままの3本目だった。いい意味で怒りとともに集中できていた。普段とは違う強い気持ちでスタートできた」
――トリプルコークは3本とも完成度が高かった
「パイプも大きかったので、トリプルを出しやすいというのは自分の中にあった。思ったより周りの人たちもトリプルコークを出せていなかった。自分はこの技をずっとひたすら練習してきた。1日50本、60本とやってきたことで、3本ともちゃんと大会でメークできた。練習のおかげかなと思う」
――(弟の)海祝さんがいたことで自分にプラスになったか
「兄弟でこの大きい舞台を経験したいというのは、海祝にとっては大きい目標だったけど、しっかりクリアしてきた。僕は一緒に出たいなという気持ちを昔から持っていた。最後まで滑りきって、2人で決勝に出場できたことが一番大きい思い出。お互いが高め合いながら、海祝もいい滑りをしていたし、自分の気持ちも高まっていた」
――(米国の)ショーン・ホワイト選手と抱き合ったときはどんなやりとりを
「ショーンも自分のことを褒めたたえてくれた。マジでいい滑りだったということを言ってくれて。結果どうこうじゃないということで、ショーンと僕の中ではうっすらつながっている。彼の背中をリスペクトしている。この場に立っていることが本当にすごい。彼にしかできないことをやっている」
産経新聞 2/11(金) 17:23 https://news.yahoo.co.jp/articles/23ae7c84077e3a640ee7aa8f1117ce05cc9f3c4b