『カツカレー』で通じるイギリスの国民食

『カツカレー』で通じるイギリスの国民食

『カツカレー』で通じるイギリスの国民食

カツカレーとはカレーライスと豚カツを組み合わせた日本の料理。 カレーライスにトッピングをした最初の例ある。豚カツではなく、牛カツ、チキンカツ・メンチカツ・ハムカツなどなどが用いられる場合もある。 東京都中央区銀座の洋食店「グリルスイス」1948年(昭和23年)に考案されたと言われている。同店の常
10キロバイト (1,050 語) – 2022年2月10日 (木) 13:13
カレーは、イギリスでも大人気の国民食のひとつといえます。
18世紀ごろ、当時イギリスの植民地だったインドからカレーは伝わりました。  
現在もインド系の移民が大変多いイギリスでは、おいしいインドカレーを食べることができます。
そして、日本人がカレーを食べ始めたのは、ずっと後の19世紀、明治時代以降。
なんとカレーはイギリスから日本へ伝わりました。
その後、日本人に合うように改良され、現在のようなカレーが定着しています。
そのため、今回のカツカレーブームは、いわばカレーの逆輸入なのです。
すでにインド式のカレーが定着していたイギリスで、カツカレーブームが起きた一番のポイントは、なんといってもカツカレーという点です。「(日本流)カレーライス」では、ここまで人気とはなっていなかったでしょう。
イギリス人は、歯ごたえのある食べ物を好む傾向があるため、チキンナゲットやフィッシュ&チップスのフィッシュなど、さくさくのパン粉や衣をつけた肉や魚が大好き!カツがカレーライスの上にのっている、ということがイギリス人の食欲をそそっているのです。
♦因みに、イギリスでカツカレーといった場合は、ほぼ100%チキンカツです。イスラム教など宗教上の理由で豚肉を避ける人が多いのが理由です。
もうひとつ、カツカレーが人気の理由のひとつとして、ベジタリアン、ヴィーガンの増加が挙げられます。
特にヴィーガンの場合、肉・魚はもちろん、卵や乳製品も使用できないため、「がっつり」食べられるメニューが限られてきます。
イギリスにはベジタリアン用のカレールーも売られているため、植物由来の代替肉を使うと、カツカレーは立派なヴィーガン食となります。
がっつりボリュームある食事としてベジタリアン、ヴィーガンの人も楽しめるカツカレーが注目されているのはこのためです。
👉意外!イギリスのカツカレーに絶対入っていない具
日本では絶対マストの具なのに、イギリスでは絶対に入っていないものがあります。
それはなんとじゃがいも!イギリスではじゃがいもは穀類、つまり、ごはんや麺類にあたるため「じゃがいも+ライス」は穀類+穀類と敬遠されています。
イギリスのカレーには、玉ねぎ、にんじん、パプリカ、グリンピースなどがよく入っています。

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